特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

ホーム > 専門研究委員会 > 専門研究会トップ

専門研究委員会

専門研究委員会は、特定のテーマに関する学術研究活動や重要事項の調査・研究を行うことを目的に組織され、研究発表や情報交換の場として研究会や講習会等を開催します。2014年1月より、以下の5つの常設専門研究委員会が活動しています。
ヒューマンインタフェース学会では、随時、新たな専門研究委員会を公募しておりますので、学会事務局を通じて、研究会運営委員会までご連絡下さい。


直近の研究談話会等

現在情報はありません




アクセシブル・インタフェース専門研究委員会 (SIGACI)[常設]

委員長:小林 真(筑波技術大学)
本専門研究委員会は「高齢の人、障害のある人などのための、使いやすいヒューマンインタフェース実現」のために、これらの人々のニーズに立脚する基礎研究および応用実践研究の発表、討論の場を提供します。幅広い分野の研究者・開発者、さらには現場でご活躍の方々の参加をお待ち申し上げます。

問い合わせ先:
小林 真(委員長)筑波技術大学 kawano[at]a.tsukuba-tech.ac.jp
木村 貴彦(総務担当幹事)関西福祉科学大学 takimura[at]fuksi-kagk-u.ac.jp

コミュニケーション支援専門研究委員会 (SIGCE)[常設]

委員長:山本 知仁(金沢工業大学)
本専門研究委員会は、人と人、あるいは人と人工物のコミュニケーションをより良いものに(エンハンス)するための方法論やシステムを、ヒューマンインタフェースに関する様々な視点から、密度高く議論する場を提供することを目的としています。コミュニケーションにかかわる方法論やシステムを研究している研究者や技術者、学生の皆様のご参加をお待ちしています。

問い合わせ先:
SIGCE 幹事団ML sigce-adm[at]sig.his.gr.jp

安全管理支援技術専門研究委員会 (SIGMAS)[常設]

委員長:五福明夫(岡山大学)
本専門研究研究会は,高度な安全性を要求される分野における安全管理支援技術およ びこれに関するヒューマンファクターを扱うものです.多様な産業領域および学術分野から参加者を募って議論を行い,その知見を現場に反映させて安全性の向上に寄与することを目的とします.この目的のために,本会は,安全に関する

  • 支援技術
  • ヒューマンファクター
  • マネジメント

の学術および実務上の課題を,大学,企業,公的機関の研究者・実務家を交えた研究報告および事例報告を行う研究会,セミナー,談話会等を開催して,学術の知と現場の知を積極的に交換・議論します.そして,意見交換や議論を通して得られた現場の安全性の向上に関する知見を体系化して,社会に発信することを目指します.

問い合わせ先:
五福明夫(委員長)岡山大学 fukuchan[at]sys.okayama-u.ac.jp
狩川大介(幹事)東北大学 daisuke.karikawa[at]tohoku.ac.jp

ユーザエクスペリエンス及びサービスデザイン専門研究委員会 (SIGUXSD)[常設]

委員長: 福住伸一(日本電気
本専門研究研究会は、ユーザや対象とするモノが置かれている場、それらを取り巻く環境、さらにユーザ間などの要因を含めて、利用前・利用中・利用後のユーザ体験を向上させるためにすべきことは何か、また、その体験に基づいてサービスをデザインするためにすべきことは何か、について、主に社会学的・認知心理学的アプローチを中心に様々な観点から密度高く議論する場を提供することを目的としています。企業メンバー中心で運営しており、一味違った研究会にしていきたいと考えてます。多くの方のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先:
福住伸一(委員長):s-fukuzumi[at]aj.jp.nec.com
大野健彦(副委員長):ohno.takehiko[at]lab.ntt.co.jp

デバイスメディア指向ユーザインタフェース専門研究委員会(SIGDeMO)[常設]

委員長:伊藤雄一(大阪大学)
デバイスを単なる仮想世界と現実世界を繋ぐ存在、インタラクションの手段としてではなく、Makersやフィジカルコンピューティング、メディアアートのように、デバイスそのものをメディアとして捉え様々に利用する試みが近年盛んになっています。我々はこのようなインタラクションのメディアとして用いられるデバイスを、デバイスメディア指向ユーザインタフェースと定義し、SIG-DeMO(Special
Interest Group on De-vice Media Oriented
UI)を立ち上げました。センサやアクチュエータ、これらの制御ボードはますます小型化、コモディティ化を果たしており、デバイスそのものの実装、そして3次元プリンタによる筐体の制作を通して、ユーザフレンドリーなプロトタイプ実装は、非常に容易になりつつあります。SIG-DeMOでは、実際のデバイス実装を通じた研究に関する情報交換に特に注力し、その実装技術だけではなく、被験者実験の方法や、評価そのものの方法といった、幅広いテーマについて議論を進めていきます。

問い合わせ先:
SIGDeMO幹事団ML  sig-demo[at]hi-mail.ise.eng.osaka-u.ac.jp

オープンデザイン専門研究委員会(SIGOD)[常設]

委員長:常盤拓司(慶應義塾大学)
ものづくり、仕組みづくりなど様々な取り組みにおいて、オープンデザインの考え方が導入されつつあります。オープンデザインは、従来のものや仕組みをつくるプロセスに対するアプローチというだけではなく、モノや仕組みと人との関わり方、それを通じた人と人との関わり方という側面を持ちます。本専門研究委員会では、オープンデザインを切り口として、モノや仕組みを作り出すプロセス、プロセスと人との関わり、作り出されたものや仕組みと人や社会との関わりなどを扱います。
扱うテーマ:デザインプロセス、プロトタイピング、プロトタイピングツール、パーソナルファブリケーション、デジタルファブリケーション、ワークショップ(ハッカソン、メイカソン、アイデアソン)、デザイン支援、合意形成、社会制度、オープンデータ、IoT、サービスデザイン

問い合わせ先:
常盤拓司(委員長):tokiwa[at]keio.jp

知的生産性専門研究委員会 (SIGIP)[時限]

委員長: 藤田欣也(東京農工大学)
社会の高齢化が急速に進み労働力が減少する中,多様な働きかたの実現に向けた働き方改革が積極的に推進されています.他方,限られた労働力で社会を維持・発展させるためには,労働力の確保と同時に生産性を向上させるための取り組みも重要になります.そこで本研究会は,特にオフィスなどの知的労働に従事する職場において,より高い生産性を実現するための課題や可能性,技術などを集中的に議論することを目的に,2019年1月に時限研究会として設置されました.皆様の積極的なご参加と議論をお待ちしています.

問い合わせ先:
藤田欣也(委員長) 東京農工大学 kfujita[at]cc.tuat.ac.jp
下田宏(副委員長) 京都大学   shimoda[at]energy.kyoto-u.ac.jp
大林史明(幹事)  パナソニック obayashi.fumiaki[at]jp.panasonic.com

高齢者支援ICT専門研究委員会(SIGSAP)[時限]

委員長: 廣瀬通孝(東京大学)
超高齢社会における高齢者のケアや支援のためのICTに関する研究が重要になっています.高齢者の介護といった視点のみではなく,健康な高齢者も含めて高齢世代の社会参加を促進するICT(例えば,テレワーク支援技術や行動支援ロボット技術等)や,「Aging in place」の実現に向けてたICT(例えば、自立生活支援技術やコミュニティ形成支援技術等)等の在り方や技術開発に関して議論の場を提供することを目的に,本専門研究委員会を設置しました.

問い合わせ先:
加藤博一(幹事):kato[at]is.naist.jp

活動を終了した専門研究委員会

看護用具・用品開発に関わる専門研究委員会 (SIGHC)[常設]

委員長: 西山 里利(目白大学)
近年の高齢社会の進展に伴い,看護医療現場でのケア力の向上に関わる研究のニ-ズが高まっています.特に,ヒュ-マンインタフェ-ス研究の観点からは,① ケア力向上に関連する関係者のコミュニケイション・コンセンサス・コラボレイションを創発する各種e-コミュニティのインタフェ-ス,②ケア力向上に向けたニ-ズの整理に資するヒュ-マンインタフェ-ス分野の関連手法(インクル-シブデザインワ-クショップ手法や福祉社会調査各法等),③看護医療分野での用具・用品のヒュ-マンインタフェ-スの話題(製品の概念構築・製品開発過程・評価等の話題)の各種研究が重要になってきます.上記の研究議論の質的向上と量的拡大を図ることを目指しています.

アシスティブ・テクノロジー専門研究委員会(SIGAT)[常設]

委員長: 安部 伸治(広島工業大学)
本専門研究委員会では、アシスティブ・テクノロジー(支援工学)の手法や方法論と実践、支援工学における評価、支援工学を取り巻く社会科学的な検討等、アシスティブ・テクノロジー全般に関する基礎的研究と応用に関する議論の場を持ちたいと思います。本専門研究委員会は旧ノンバーバルインタフェース専門研究委員会(SIGNOI)の活動を引き継ぎ、発展的に改組、改称したものです。

インタラクションのデザインと評価専門研究委員会 (SIGDE)[常設]

本専門研究委員会は、ヒューマンインタフェース研究において重要な課題であるインタラクションデザインとインタラクション評価についての学術的、実践的な情報交換、人的交流の場を実現することを目指しています。
本会が対象とする主要な領域は以下の通りです。

  • インタラクションの手法とシステム
  • インタラクションデザインやシステム構築の方法論
  • インタラクションシステムの評価、分析、および、それら方法論
  • インタラクションシステムを実現するための要素技術や周辺課題
  • ユーザビリティやアクセシビリティのようなヒトとシステムとの関係性に関わる評価、および、それら評価のための方法論
  • インタラクションにおけるパラダイムや抽象的な概念論、他等、

バーチャル・リアリティー・インタラクション専門研究委員会 (SIGVR)[常設]

バーチャル・リアリティーは学際的学問分野で様々な要素技術が集成して構成されています。また、リアルタイムの対話性を有することから、新しいインタフェース手法として様々な分野での応用が期待されています。本研究委員会は、バーチャル・リアリティーにおけるインタフェース関係全般の諸問題について、情報交換、研究発表の場とすることを目指します。


過去の記録

2019年度
SIGIP研究討論会
2017年度
SIGCE第14回研究談話会:IoT時代における今後のコミュニケーションメディアを考える
SIGCE第15回研究談話会:教育におけるコミュニケーション支援
2016年度
SIGCE 第13回研究談話会「機械はコミュニケーションを理解できるか?」
2015年度
ユーザエクスペリエンスとサービスデザイン研究会 キックオフ談話会
SIGCE 第12回研究談話会「人工知能とコミュニケーションの未来」
2014年度
情報弱者のための災害時情報支援のあり方
SIG-DE UXデザインセミナー:UXデザインの上流工程の考え方とプロセス
2013年度
ヒューマンインタフェース学会研究会C「HI学会における研究会活動を考える」(C-01)
コミュニケーション研究、インタラクション研究における評価ワークショップ第1回
SIGACI, SIGAT, SIGDE合同研究談話会 支援工学における評価を考える
SIG-HC 2013年度第1回研究談話会「インクルーシブデザインワークショップによるPOL(人生の根源)の探究」
SIGCE 第9回研究談話会「障がい者・高齢者支援研究の動向・課題・問題点」
2013年度 SIGACI談話会  「支援技術開発の過ちから学ぶ新たな開発の方向性」
2012年度
第7回研究談話会「ミニマムコミュニケーション」
CollabTech 2012 (Sixth International Conference on Collaboration Technologies)
SIGDE研究談話会(ペン入力研究談話会)「デジタルペン・紙のデジタル化を考える」
ツーリズムとバリアフリーデザイン
SIGDE研究談話会 インタラクション研究の方法論とその実践、そして、その学術的成果の間にあるもの
SIGCE 第8回研究談話会「コミュニケーションツールに対するコネクティビティ 理解の齟齬」
SIG-DE研究談話会: 質的研究アプローチセミナー 【ツール編】~質的分析支援ツール(QDAツール)を使って修正版グラウンデット・セオリー・アプローチを学ぼう
2011年度
第3回研究談話会 「コミュニケーション場の利用・応用」
高齢認知症の方へのコミュニケーション支援-遠隔からの支援,及びエージェントによる支援-
SIGCE第6回研究談話会「視線とインタラクション」
ヒューマンインタフェース学会研究談話会(ペン入力研究談話会)「紙のデジタル化を考える、体験する:ペンデバイス入力、メモパッドアプリによるカメラ認識の試用と実地テスト」
2010年度
第4回研究談話会「場を共有する超臨場感テレワークWS」
第2回研究会(HI学会第67回研究会)
ヒューマンインタフェースシンポジウム2010 ワークショップ
第1回研究会(HI学会第61回研究会)