特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会
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コミュニケーション支援専門研究委員会(SIGCE)
委員長からのご挨拶
情報技術の発達やインターネットの普及により,コミュニケーションという言葉が表現する対象がどんどんと広がっています.例えば,メールやチャット,メタバースなどの遠隔コミュニケーションに加えて,人とエージェントとのやりとりなどもコミュニケーションと呼んで良い領域に入りつつあるのではないでしょうか.blogや動画投稿などでは情報発信とコミュニケーションの境界線も曖昧になりつつあるように見えます.
他方,人と人のコミュニケーションがどのようにしてなされているのか,そこには未だに多くの学術的疑問が存在します.例えば,人の視線や表情に関しては多くの知見が得られているにもかかわらず,人工的実現には困難が伴います.また,人命が関わるような極めて確実性の高いコミュニケーションを要求される場面に最適なコミュニケーション方法やシステムは存在し得るのでしょうか.このように考えていくと,まだまだコミュニケーションに関する疑問は山積していると言えます.
言語や非言語情報を介して,人が他者と情報をやりとりすることがコミュニケーションであるならば,情報のやりとりの仕方,すなわちヒューマンインタフェースの改善によって,より理解しやすい,自然な,確実な,円滑な,あるいは効率的なコミュニケーションを実現できる可能性があるのではないでしょうか.
ヒューマンインタフェースの改善は,必ずしも情報機器やソフトウェアのデザインを意味しません.やりとりする情報の構造や表現,プロトコルの改善などもありえるでしょう.
この研究委員会では,研究発表と議論を通して,みんなで,より良いコミュニケーションを実現するための方法やシステムを考えてゆきたいと思っています.積極的なご参加をお待ちしています。
研究委員会からのお願い
本研究委員会は,より良いコミュニケーションの実現に向けて,様々な観点からじっくりと議論することを目的としています.ぜひ,研究会をお互いの研究をブラッシュアップするための場とお考えいただき,研究発表を通した話題の提供,ならびに積極的な議論への参加を御願いいたします.大学院生の皆さんの参加も歓迎します.
また,参加者の皆様から積極的に意見を出していただくためにも,研究会での議論から得られたアイディアを発展させた場合には謝辞に表記するなど,発案に対して敬意を払っていただければ幸いです。
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