特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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ヒューマンインタフェース2015
ワークショップ

2015年9月1日(火)13:00〜17:30

WS1 「学生UXD ワークショップ」(13:00-17:00)

WS2 「手描きマップでスマホ函館まちあるき」(13:20-17:30)

WS3 「福祉工学系の学生集合!研究プラン発表会!」(15:00-17:30)

WS4 「なんと形容すればよいのか!〜イカすだけじゃないインタフェース〜」(15:00-17:00)

WS5 「身体感覚でインターフェースとコミュニケーションを捉え直す」(15:30-17:00)

WS6 「 takram design engineering メソッドワークショップ:「実験的実用と実用的実験」」(13:00-17:00)

2015年9月2日(水)9:00〜14:20

WS7 「FirefoxOSで作るWOTハンズオン」(9:00-12:00)

WS8 「コミュニケーションデザイン研究の展開に向けて」(12:40-14:20)


9月1日(火)13:00-17:00
WS1 「学生UXD ワークショップ」

企画:人間中心設計推進機構(HCD-Net)

ユーザー体験をデザインする人間中心設計推進機構(HCD-Net)では、日本全国の教育機関で行われているUXD(ユーザー体験をデザイン)手法の研究を俯瞰し議論したいと考えている。全国の情報デザイン系学科・研究室の学生が、共に協調的に学び交流することにより、更にその議論を深めればとワークショップを企画した。今回は、研究者だけではなく最前線の現場で実践を行っている方を講師に迎え、ユーザー体験を記述しソリューションを導き出す技術としてのカスタマージャーニーマップを学ぶ。

オーガナイザー:浅野 智(人間中心設計推進機構)
講師:原田 泰(公立はこだて未来大学)
講師:脇坂 義則(楽天)

定員:20名

■応募方法
メールの件名「HIS2015学生UXDワークショップ参加申し込み」

所属:      
学年:
氏名:
メールアドレス:
連絡先電話番号:
指導教官名:

以上をこのアドレスに送付下さい。hcdnet_registration[@]hcdnet.org

定員を超えた場合は、人数調整を行う場合があります。

■応募締切
8月21日(金)12:00

9月1日(火)13:20-17:30
WS2 「手描きマップでスマホ函館まちあるき」

企画:ATR Creative

GPS連動の古地図やイラストマップのデータを作って配信できる実験プラットフォーム「函館ぶらり部」を使ったワークショップを行います。スマートフォンで古地図を確認しながらまち歩きをしたり、GPS連動イラストマップデータの作成ハンズオンを行います。函館まち歩きでは、ブラタモリ函館編の案内人もされた星野裕さんに案内していただく予定です。
空間や土地に対する感性や主観を伝達し、共有するメディアとしてのイラストマップや古地図に注目しています。このようなイラストマップや古地図をスマートフォンなどの携帯端末に表示し、GPSで現在地と連動させてみると、面白い感覚が得られます。まず、現在地表示の周りに描かれた風景や制作者の視点に関心が高まります。そのあと歩いて移動しながら現在地表示の移動を確認していると、空間や土地に関する地図の表現と、歩いている自分自身の身体感覚と、周りの風景や情景とが感覚的に結びつき、地図に描かれた世界に対するリアリティが身体的に感じられる場合があります。
本ワークショップでは、まず函館の古地図を数点使って、昔の函館をGPS連動により体験する街歩きを行います。次に参加者の間で、どのような感覚を感じたか、体験を共有しあい、ヒューマンインタフェースの観点からみたGPS連動イラストマップの可能性について話し合います。最後に「ちずぶらり部」というプラットフォーム上で、好きなイラスト地図を用いてGPS連動マップを作成するハンズオンを行います。作成したGPS連動マップデータは本ワークショップ後にも参加者が各地で体験できる形でオンライン公開する予定です。

講師:
星野 裕(函館まちナビ協議会/ビットアンドインク代表)
中村 佳史(NPO法人連想出版理事/HUMIコンサルティング代表)

定員:20人

詳細説明・参加申し込み:
https://www.facebook.com/events/1599443433639264

9月1日(火)15:00-17:30
WS3 「福祉工学系の学生集合!研究プラン発表会!

企画:アクセシブル・インタフェース専門研究委員会(SIG-ACI)

福祉工学系の研究テーマを抱える卒論生・修論生が今後の研究プランを発表し、SIGACIメンバーや当事者および周辺事情をよく知るオトナ達から意見を貰ってプランをブラッシュアップしよう、というワークショップです。また、研究室の垣根を越えて学生さん同士の交流を深めてもらおうという狙いもあります。発表内容は評価実験前・実験機器製作前のものでも大丈夫。ラボ内で毎週のように実施されているであろう進捗状況報告会の拡張版と捉えてください。
この機会に、是非他大学の学生さんとも交流して欲しいと思っています。オトナ側の参加も歓迎します。アクセシブルインタフェース・福祉工学分野の「若手の高齢化」を防ぎ、若い研究者をこの分野に増やすべく建設的なコメントを出してくださる方の参加を心よりお待ちしています。
1人の学生さんの持ち時間はディスカッションを含めて10分程度とさせて頂きます。研究背景・目的・研究プランと予想される問題点などをまとめたスライドを用意してください。発表毎のディスカッションの後、時間が許せばテーマ毎のディスカッションなどを予定しています。

発表を希望する学生さんは、氏名、所属、学年、タイトル、200文字以内の概要をメールにてお送りください。時間の都合上、発表する学生さんについては先着8〜9名とさせて頂きます。コメント側での参加予定の方も、ご一報くださると助かります。基本的に当日ディスカッションへの参加は自由です。フラっと立ち寄ってみてください。

小林 真(筑波技術大学)
koba[@]cs.k.tsukuba-tech.ac.jp

9月1日(火)15:00-17:00
WS4 「なんと形容すればよいのか!〜イカすだけじゃないインタフェース〜」

企画:HIST (ヒューマンインタフェース学会若手の会)

「しあわせ」や「イカす」など、インタフェースを形容する言葉が次々に生まれています。それでは、とりあえず感情形容詞や評価性形容詞などを当てはめてからそのインタフェースについて考えるとどうなるのでしょうか。また、形容しがたいインタフェースは今後出てくるのでしょうか.この禁断の問いについて話し合ってみませんか?このワークショップを通して新たな視点の獲得や、新たな出会いの一助になることを期待しています。
今回は学生の参加を優先します。どうか気軽にご参加ください。

司会:江守 直人(立命館大学)
吉田 光毅(立命館大学)

9月1日(火)15:30-17:00
WS5  「身体感覚でインターフェースとコミュニケーションを捉え直す」

企画:Gaji-Labo

インタフェースおよびコミュニケーションを普段と違う切り口で再体験し、体験したことをもとに新たな視点で対話を行う場です。普段の仕事ではあまりしないであろう表現方法やロールプレイ等を取り入れて、身体感覚に訴えるワークにしたいと思います。いつもとちょっと違う気分で交流してみませんか?

定員:12人

詳細説明・参加申し込み:
https://www.facebook.com/events/145769682427730/

9月1日(火)13:00-17:00
WS6  「takram design engineering メソッドワークショップ:「実験的実用と実用的実験」」

企画:塚田 浩二(公立はこだて未来大学)

新しいモノやサービスを生み出すデザインの現場では、仮説・実験・考察といった研究者的な手法や考え方が強力な武器になります。デザインの現場において も、研究活動においても、何が問題なのかも分からないようなフワッとした問題に取り組むとき、「どうやって進めていけばいいのか分からない」「なかなかプ ロジェクトが前に進まない」という問題に直面します。そのような場面では、手探り状態でも前に進む実験的な姿勢と、そこから問題の本質を探り出し、徐々に 実用化へと近づけていく抽象思考が大切になります。
一方で、現実的な問題解決や製品開発において常に立ちはだかるのが「新規性と実用性の壁」で す。ただ単に「新しい」「面白い」だけでは実用的な問題解決になりません。しかし実用的なだけでは代わり映えのしないつまらないものになりがちです。突破 口になるのは、プロトタイピングによる実験と抽象化を繰り返す研究者的な手法。さらにユーザへの共感というデザイナー的な視点です。
takram では、このような「仮説によるアイデアの飛躍」「実用化のための実験」「真の問いを探る考察」を意識的に繰り返すことで、様々な新製品・新サービスの開発 や新事業の立ち上げを行ってきました。本ワークショップではそのようなtakramで実践しているデザイン手法やプロジェクトの進め方を、身近な問題解決 を通じて体験します。

講師: 神原啓介(takram design engineering)
ヒューマンコンピュータインタラクションに関する技術、デザイン、心理学に興味を持つ。 2005年度下期未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ認定。2006年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同年株式会社はてな 入社。お茶の水女子大学特任リサーチフェローを経て、2012年慶應義塾大学にて博士号取得。2013年からtakramに参加。リサーチやコンセプトメ イキング、プロトタイピング、フロントエンドからバックエンドまでのソフトウェアエンジニアリング全般、そしてUIデザインを得意とする。主なプロジェク トにNTTドコモ「ご当地アプリ」のコンセプトメイク・UI設計などがある。

講師: 西條剛史

定員:20人

詳細説明・参加申し込み:
http://goo.gl/forms/CkV2Jg9ZsR

9月2日(火)9:00-12:00
WS7 「FirefoxOSで作るWOTハンズオン」

企画:塚田 浩二(公立はこだて未来大学)

Mozilla Communityでは,WoT(Web of Things)時代のデバイス開発環境として CHIRIMEN というsingle-board computer を開発/標準化しています。CHIRIMEは,標準でWebブラウザが搭載されており,その上でI2C やGPIOなどのローレベルなハードウェアアクセスも Web標準技術を用いて行うことができます.今回は、CHIRIMEN のハンズオンワークショップを通して WoTデバイス作りを体験していただきたいと思います。

講師: 赤塚大典(Mozilla Japan)
都立航空工業高等専門学校在籍中から 4 輪レーサーを目指すも断念。蕎麦屋、溶接屋を経てプログラマになる。2003 年 IPA 未踏ユース(スーパークリエイタ)、2006 年 IPA 未踏ソフトウェア創造事業に採択。2011 年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。現在はMozilla Japan 研究員として Web の新しい使い方などを模索中。2008 年度グッドデザイン賞 (新領域)受賞。

定員:20人

詳細説明・参加申し込み:
http://goo.gl/forms/GMBCKvXpcQ

9月2日(水)12:40-14:20
WS8 「コミュニケーションデザイン研究の展開に向けて」

企画:伊藤京子(大阪大学)

「コミュニケーション」をめぐる研究や取り組みの軸は多様であり、「コミュニケーションデザイン」という言葉を聞いたときにイメージする内容も多岐にわたります。
本ワークショップでは、「コミュニケーションデザイン」というキーワードから、人文学、社会科学の知見を含め、研究事例を踏まえ、どのような考え方がされてきており、今後どのような展開につながるのかを参加者のみなさんと一緒に意見交換していきます。
それぞれの「コミュニケーション」に対する考えを出し合い、今後どのようなコミュニケーションデザイン研究の展開につながるのかを、一緒に考えていきませんか?

オーガナイザ:伊藤 京子(大阪大学)
パネリスト:松田 昌史(NTT)、本間 直樹(大阪大学)、大久保 雅史(同志社大学)

共催:ヒューマンインタフェース学会コミニュケーション支援専門研究委員会(SIG-CE)




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