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ヒューマンインタフェースシンポジウム2019

特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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ヒューマンインタフェースシンポジウム2016

日時:2016年9月6日(火)~9日(金)

会場:東京農工大学 小金井キャンパス


HI2016 対話発表 優秀プレゼンテーション賞受賞者


<参加者による一般投票/ポスター>
P-23 ショッピングモールにおける大人と子どもの目的の不一致を解決するためのゲームの提案
○伊賀 尚美, 若尾 あすか, 鈴木 真央, 松村 耕平, 野間 春生 (立命館大学)

受賞理由:一般投票による最多得票数の獲得

<参加者による一般投票/デモ>
D-16 多視点裸眼立体視ディスプレイLuminantCubeのキャリブレーション手法
○大橋 由暉, 遠藤 竜太 (京都大学), 藤井 巧哉 (ソフトバンクロボティクス), 石井 裕剛, 下田 宏 (京都大学)

受賞理由:一般投票による最多得票数の獲得

<プログラム委員会賞/ポスター>
P-15 擬似咀嚼音提示による食感改善技術の開発—咀嚼音生成方法の検討—
○遠藤 博史, 金子 秀和, 井野 秀一, 藤崎 和香 (産業技術総合研究所)

受賞理由:この研究は、高齢者向けの柔らかい介護食の摂食時に、咀嚼時の筋電位を計測して疑似咀嚼音をフィードバックすることで食感と満足度を改善するものであり、異なるモダリティをうまく使って咀嚼感覚を提示しているところが面白い。昨年度の発表より大きく改善されており、アイデアの面白さと完成度の高さが評価された。

<プログラム委員会賞/デモ>
D-09 聴覚障害学生対象の実技演習を支援する触覚情報提示デバイスSZCAT
○鈴木 拓弥, 小林 真 (筑波技術大学), 長嶋 祐二 (工学院大学)

受賞理由:本研究は、マウス操作の習得に困難を感じている聴覚障害者用の教育用デバイスSZCATを提案している。聴覚障害者の手の上に教員が手を添えて教示する効果が高いという観測結果に基づき、SZCATはソレノイドを用いて指の上に振動を提示する。教員のクリック操作の仕方が触覚で提示され、表示のみであった従来のシステムよりも触覚提示を加えた点が大きく改善されており、有効性も示されている。



選考の最終段階に残った発表リスト(当該枠での受賞発表を除く)

<参加者による一般投票/ポスター>
P-05 コミュニケーションを促す遠隔協同学習支援システムの提案と開発
P-07 白杖による探索対象の重さ判断における杖先接触位置の影響
P-15 擬似咀嚼音提示による食感改善技術の開発
P-19 交通安全に貢献する視認性の高いデザインの検証
P-26 PCSD-外出を快適に演出するドローンの開発

<参加者による一般投票/デモ>
D-04 ARmKeypad: 腕をキーボード化するスマートグラスUI
D-09 聴覚障害学生対象の実技演習を支援する触覚情報提示デバイスSZCAT
D-17 任意物体を入力に用いる創作支援デジタルペイントシステムUnicrePaintにおける物体情報取得手法
D-25 視聴覚情報による歩容変化を目的とした歩容フィードバック装置の提案

<プログラム委員会賞/ポスター>
P-02 センサシートを用いた嚥下筋活動計測による食品評価
P-16 交通場面における危険度評価の年齢差
P-17 便座からの立ち上がり動作における身体的負担に関する実験的検討
P-28 移乗用リフトと標準型車いすの排泄動作介助量の比較

<プログラム委員会賞/デモ>
D-04 ARmKeypad: 腕を仮想キーボード化するスマートグラスUI
D-08 没入型VRシステムを介した運動観察が身体意識に及ぼす影響
D-17 任意物体を入力に用いる創作支援デジタルペイントシステムUnicrePaintにおける物体情報取得手法
D-27 空間的な移動を考慮した3 次元視聴覚ディスプレイシステムとコンテンツデザインシステム
 

HI2016 推薦論文


■1A3-4 遠隔オフィスの様子見行動を支援するオフィス間コミュニケーショ ンシステムの評価
山根 大明, 山口 徳郎, 徳満 昌之, 立澤 茂, 野中 雅人(沖電気工業)

■ 1D2-1 ウェアラブル端末を用いた飲食店用キッチンディスプレイ操作に関 する基礎検討
中洲 俊信, 池 司, 山内 康晋(東芝), 斉藤 孝浩(東芝テック)

■ 1D2-2 貼るだけ探索:RFIDタグの検出履歴を利用した物探し支援システムの提案
笹川 真奈, 池松 香, 椎尾 一郎(お茶の水女子大学)

■ 2A2-2 Effect of Lagged Visual Feedback to Sense of Agency in Back and Forth Hand Movement
Osamu Nomura, Yoshihiro Miyake(Tokyo Institute of Technology)

■ 3B4-1 上肢リズムアシストによる上下肢位相差と歩行周期の変化
長島 輝匡(東京工業大学), 廣部 祐樹(東京工業大学/JST CREST), 関 雅俊, 中山 正之(菊地製作所), 三宅 美博(東京工業大学/JST CREST)

■ 3B4-2 透析装置の故障修理における臨床工学技士の注視点分析
前田 佳孝(早稲田大学), 鈴木 聡(神奈川工科大学), 小松原 明哲(早稲田大学)

■ 3D2-1 自転車周囲へのヘッドライトの色温度操作による衝突回避支援
朴木 俊也, 伊藤 誠(筑波大学)

■3D2-2 ウェアラブルデバイスを想定した眼電位ならびに頭部運動関連パラ メータを用いたドライバーの運転余裕評価
横尾 壮一郎, 乙川 友佑, 西内 信之, 茅原 崇徳(首都大学東京), 山中 仁寛(甲南大学), 森島 圭祐, 大本 浩司(ヤマハ発動機)

 
Content


大会長挨拶

明日への扉

fujita2016.jpg モバイル端末が普及し、マルチタッチパネルが当たり前になって、グラスディスプレイや腕時計型端末までもが市場に出回りつつあります。電気自動車が市販され、ワイヤレス給電やインターネット家電も珍しくなくなり、少し前ならSFの中にしかなかった時代が現実になりつつあります。コンピュータが、車が、ロボットが、エネルギが、そうして、これらとのインタフェースが、さらには私たちの生活が変わりつつあります。
産業革命以前から、機械や道具は人の物理的な活動を拡大してきました。さらに、コンピュータを中心とする様々な装置は、人の知的活動の範囲も拡大してきました。人間は考える葦であると言ったのはパスカルだそうですが、人類の可能性をより大きく広げるためには、どうやったら人の知的活動を支援できるか、を考えずにはいられません。
人が自分の思考を表現し誰かに伝える、あるいは残そうとするときに、道具が不便だと思考そのものを阻害しかねません。思考を表現する道具が言葉しかないなら、思考は言葉の枠の中に閉じ込められてしまいます。とは言っても、私たちにはテレパシーの能力はありません。
では、どのような装置を作って、どのようなインタフェースにすれば、私たちの知的活動を最大化することができるのでしょうか。それは、私たちの心の中を読み取る装置なのでしょうか。それとも、私たちの代わりに考えてくれる装置なのでしょうか。私には答えはわかりません。ただ、言えることは、どんな装置を作ったとしても、常に主役は人であり、人と装置の間にはインタフェースが必要だということです。
より素晴らしい明日に向け、ヒューマンインタフェースに何が出来るか、皆様と一緒に、明日への扉を創り出す第一歩をこのシンポジウムで歩み始めることができれば幸いです。シンポジウム会場でお目にかかることを楽しみにしています。

大会長 藤田 欣也(東京農工大学)


招待講演

9月8日(木)

yamada.jpg 招待講演1:インタラクティブな知能 ーインテリジェンスからインタラクションへー
講師:山田 誠二(国立情報学研究所)

ukikawa.jpg 招待講演2:待ったなしの「現場」に適応した新ドキュメント処理とは
講師:浮川 和宣(MetaMoJi)




講習会

9月6日(火)

コース1 「ユーザーリサーチとサービスデザイン:演習で理解する革新的なサービス改善の考え方と実践法」(10:00〜17:30)   
※応募先着順にて受付中。(20名程度) 
※参加者は20名程度となります。応募人数多数の場合は抽選とさせていただきます。


コース2 「楽しむプログラミングのためのファシリテーションの学びと実践」(10:00〜16:30)
※午後の部への参加希望の場合は参加登録時の備考欄に「午後の部参加希望」と記載下さい。
受付は終了しました。当日お申し込みはお受け出来ませんのでご注意下さい。


コース3 「プロジェクションマッピングの実際」(13:00〜16:00)


※講習会聴講を希望の方は参加登録をお願い致します。


ワークショップ

9月6日(火)

10:00-11:30

WS1「人を対象とする研究の倫理的配慮~看護医療分野の観点から~」企画:SIGHC

17:00-18:30

WS2「ボードゲームは学びのインタフェースになるか?」企画:SIGCE
WS3「ハードウェアにちょっと手を出してみるワークショップ」企画:SIGACI
WS4「真剣 WAKATE しゃべり場」企画:HI若手の会(HIST)・日本顔学会若手交流会・日本心理学会若手の会
WS5「身体化認知研究のインタフェースデザインへの応用可能性」


※WS参加を希望の方は参加登録をお願い致します。


シンポジウム講演参加費

オンライン参加申込 

 
 オンライン参加申込は終了致しました。
9/1からは参加申込書に必要事項を記入しご持参下さい。


参加費一覧

  事前価格(8/29(月))(3) ※ 当日価格(8/30(火)以降)
  発表と聴講 聴講 発表と聴講 聴講 Evening Session
学会員
協賛会員
13,000-(1)(2) 13,000-(2) 15,000-(1)(2) 15,000-(2) 5,000-
非会員 21,000-(1)(2) 21,000-(2) 24,000-(1)(2) 24,000-(2) 5,000-
学生学会員
協賛会員
13,000-(1)(2) 2,000-(2) 15,000-(1)(2) 2,000-(2) 5,000-
非会員学生 21,000-(1)(2) 9,000-(2) 24,000-(1)(2) 10,000-(2) 5,000-
資料のみ - 8,000-(4) - 8,000-(4) -

(1)複数発表の場合、件数分の参加費が必要です。
(2)参加費には、ワークショップ・DVD論文集代金が含まれております。
(3)事前価格は2016年8月29日(月)にお振り込み完了の方に限り適用となります。
※ 8月29日(月)午後3時以降のお振込みは8月30日(火)のお振込みとなりますのでご注意ください。詳細は各金融機関へご確認ください。
(4)後日送付の場合は別途送料が必要となります。

※東京農工大学在学の学生については、聴講のみ学生学会員価格での参加が可能になります。

※Evening Sessionは9/8(木)開催。(会場:エリプス3階
9/1(木)正午以降のイブニングセッションキャンセルについては
イブニングセッション参加費の返金は行えませんのでご注意ください。


参加費の振込先

郵便振替:00940-6-136424
口座名「特定非営利活動法人ヒューマンインタフェース学会」

銀行振込:三菱東京UFJ銀行 西七条支店(ニシナナ ジョウシテン) 普通3566234
口座名「特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会」


講演費

シンポジウム講演費

  • 学会員・協賛学会員: 13,000円
  • 一般: 21,000円

    ※事前登録の場合(論文提出後、再度参加登録を要します。参加登録を期日以内に行われない場合は上記価格は適用されずに、当日価格となります。)
    ※上記金額には、当日の参加費、DVD-ROM論文集が含まれます。
    ※複数件発表の場合は、件数分の参加費が必要です。

論文別刷料金

  • 50部: 6,000円
  • 100部: 11,000円
  • 150部: 16,000円
  • 200部: 21,000円

託児所・情報保障

ヒューマンインタフェースシンポジウム2016では託児所および情報保障をご希望の場合はご連絡下さい。

託児所:ご利用は、完全予約制となっております。託児時間帯は8時?18時、料金は半日(4時間以内)1,000円、全日(4時間超)2,000円で、それぞれお子様1名あたりのご負担を予定しております。
詳細に関しては事務局までご連絡ください。

情報保障:手話通訳、要約筆記を必要とされる方は参加日および参加セッション等を学会事務局へご連絡下さい。


情報保障申込締切:2016年8月4日(木)  
託児
申込締切:2016年8月4日(木)

※情報保障および託児をご検討中の方は出来るだけ早めに事務局までご連絡下さい。


企業展示

エンライブンジャパン(株)
沖電気工業(株)
(株)ソリッドレイ研究所
トビー・テクノロジー(株)
(株)ナックイメージテクノロジー
(株)日立ハイテクノロジーズ
(株)ミユキ技研
(株)ライブラリー
※50音順

 


協賛学会

医療の質・安全学会 ウェアラブル環境情報ネット推進機構
映像情報メディア学会 横断型基幹科学技術研究団体連合
応用物理学会 教育システム情報学会
計測自動制御学会 システム制御情報学会
自動車技術会 照明学会
情報処理学会 人工知能学会
シンビオ社会研究会 精密工学会
電子情報通信学会 日本VR医学会
日本応用数理学会 日本顔学会
日本化学会 日本感性工学会
日本機械学会 日本建築学会
日本原子力学会 日本航空宇宙学会
日本色彩学会 日本手話学会
日本神経回路学会 日本生活支援工学会
日本生体医工学会 日本ソフトウェア科学会
日本知能情報ファジィ学会 日本デザイン学会
日本人間工学会 日本バーチャルリアルティ学会
日本保全学会 日本リハビリテーション医学会
日本リハビリテーション工学協会 日本ロボット学会
人間中心設計推進機構 バイオメカニズム学会
モバイル学会 サービス学会

実行委員会

大会長

藤田 欣也(東京農工大学)

 

副大会長

大須賀 美恵子(大阪工業大学)

 

幹事

近藤 敏之(東京農工大学)

藤本 雄一郎(東京農工大学)

プログラム委員長

井野 秀一(産業技術総合研究所)
プログラム副委員長 亀山 研一(帝人ファーマ)
プログラム委員 浅野 陽子(NTT) 安藤 昌也(千葉工業大学)
 
上杉 繁(早稲田大学) 大久保 雅史(同志社大学)
 
小野 哲雄(北海道大学) 狩川 大輔(電子航法研究所)
 
清川 清(大阪大学) 小林 真(筑波技術大学)
 
坂本 隆(産業技術総合研究所) 嵯峨 智(筑波大学)
  志築 文太郎(筑波大学) 下田 宏(京都大学)
  広田 光一(東京大学) 百瀬 桂子(早稲田大学)
  綿貫 啓子(シャープ)
講習会委員長 福住 伸一(日本電気)  
講習会委員 大崎 章弘(早稲田大学) 高木 康博(東京農工大学)
  竹内 勇剛(静岡大学) 谷川 由紀子(NEC)
  山本 欧(東京電機大学)
企画委員長 武藤 剛(文教大学)
企画委員 山本 知仁(金沢工業大学)
会場・技術委員長 藤波 香織(東京農工大学)
会場・技術副委員長 斎藤 隆文(東京農工大学) 田中 久弥(工学院大学)
  清水 郁子(東京農工大学)
会場・技術委員 石井 亮(NTT) 小松 孝徳(明治大学)
  木下 雄一朗(山梨大学) 高嶋 和毅(東北大学)
  横山 ひとみ(東京農工大学) 櫻田 武嗣(東京農工大学)
  河野 純大(筑波技術大学) 小林 真(筑波技術大学)
企業展示委員長 矢入 郁子(上智大学)
企業展示委員 田口 雄大(NEC) 山口 徳郎(OKI)
会計委員長 村田 和義(青山学院大学)
会計委員 山本 知仁(金沢工業大学)  
広報委員 加藤 直樹(東京学芸大学) 藤田 桂英(東京農工大学)
デザイン 小林 郁央(オーバルプラン) 丸谷 久美子(オーバルプラン)

 


シンポジウム事務局・問合先

ヒューマンインタフェース学会事務局
〒600-8815
京都市下京区中堂寺粟田町93番地
京都リサーチパーク6号館 3階
Tel:075-315-8475
Fax:075-326-1332
E-mail:his-symp[@]his.gr.jp

URL:http://www.his.gr.jp/sympo/his2016.html

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