特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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投稿案内

論文誌特集
「調和的な交通社会を目指すインタフェース」への論文投稿のご案内
(2017年11月発行予定)

 Googleの自動運転車のセンセーショナルな登場以来、自動運転技術を中心に新たな交通社会の実現への期待が高まっています。このような運転技術の過渡期には、その新しい技術と人間との適合性を向上させるために人間の行動・生理状態の評価を基にした ヒューマンインタフェースの研究が重要になります。
 一方、目の前に迫る超高齢化社会では、高齢者の交通事故の防止が大きな課題となります。この課題は、自動運転を含む自動車の技術的発展だけではなく、交通インフラや自転車、歩行者までをも含む交通環境全体の連携が必要になります。
 本学会論文誌では、2012年の「豊かな移動を実現するヒューマンインタフェ ー ス」において交通分野を対象とした特集号が企画されています。しかし、運転に関わる 術の日進月歩の発展、高齢化社会への移行など社会の目まぐるしい変化に対応するために は、交通分野の将来に貢献する研究を時代に沿って発信していくことが重要です。
 そこで、本特集では「調和的な交通社会を目指すインタフェース」と題して、自動運転社会を支えるインタフェース・インタラクションデザイン、超高齢社会における交通インフラ、運転者の行動・生理状態の評価等、自動車の運転者にとどまらず交通イン フラや自転車、歩行者を含む交通分野全体を対象とし、将来の調和的な交通社会の実現に貢献する研究成果を幅広く募集いたします。具体的には以下に示すテーマに関する論文投稿を期待しております。
皆様からの積極的なご投稿をお待ちしております。
・運転者および自転車・歩行者の行動や生体情報のセンシングによる認知・感情状態の評価
・車の操作感や行為主体感に関する研究
・自動運転を含む運転支援システム
・交通弱者のためのインタフェース(高齢歩行者,障害者等)
・自動運転のためのセンシング技術
・協調型ITS(路車間、歩車間、車車間など)

論文誌編集委員会

論文投稿締切日

2017年5月1日(月) 必着

特集号編集委員

◎木村 健太(産業技術総合研究所)
 佐藤 稔久(産業技術総合研究所)
○多田 昌裕(近畿大学)
○水戸部 一孝(秋田大学)
 三林洋介(東京都立産業技術高専)
 他、数名程度を予定
 (50音順 ◎印は編集委員長、○印は副委員長)