特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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特別講演会内容

第4回

「インタフェースデザインの社会性」


開催日 2013年3月7日
主催 ヒューマンインタフェース学会
概要と狙い ICT技術の発展と普及により、ヒトと機器、システム、サービスなどとの関わり合い方は、ヒトの集団である社会との社会的関係性の点で、より密なものとなってきている。このようなヒトと機器、システム、サービスなどとの間のインタフェースは、ヒトと対象となるシステムとの関係としてとらえるべき概念である。ここでは、まず支援工学分野の事例にもとづいて、インタフェースを介した使用者・システムのインタラクション(使用者のふるまい)が持つ特性を、使用者個人から社会的な状況までへ拡大する。つぎに、拡大された視点からインタフェース・デザインの過程で考えるべき課題群と、技術的なデザインにおける社会的な要因について考え、インタフェースデザインにおける社会性とはを概観する。
講 師
鎌田一雄(宇都宮大学名誉教授)
講師ご略歴

1971年山梨大学大学院工学研究科(電子工学専攻)修了、同年東京工業大学工学部助手。
1978年宇都宮大学工学部情報工学科助教授、1990年同教授、2012年3月同大学定年退官。
工学博士(東京工業大学)。この間、1990年から1年間、スエーデン王立工科大学に客員研究員として滞在。


主たる研究分野は、障害がある人たちの生活支援であり、テレビ電話による遠隔手話会話、手話メッセージの作成方法、手話・日本語による二言語緊急通報、視覚障害者を対象とした音声メッセージの作成、歩行支援などの検討を行った。現在、障害者支援に関わる地域的な活動に取り組んでいる。

日 時
2013年3月7日(木) 16時~17時
会 場

大阪大学 豊中キャンパス 大阪大学会館2階 講堂
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-13
阪急宝塚線「石橋駅」下車 徒歩15分
あるいは,大阪モノレール「柴原駅」から徒歩15分
https://55099zzwd.coop.osaka-u.ac.jp/daigaku-hall/files/access.html