特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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仙台の「今」

ポジティブ!仙台

9月に開催予定のヒューマンインタフェースシンポジウム2011仙台ですが、東北大震災の影響で仙台へ行くのはちょっとためらわれると思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?大丈夫です!仙台は急ピッチで復興に向けて動いています。まだ被災地では多くの方が不自由な生活をされていますが、仙台の街中はほとんどの機能を回復しています。完全に元通りになった訳ではないですが、日常生活には不便を感じることはありません。当初の予定会場だった東北大学も、5月9日から新学期を迎えて授業を開始しています。このホームページでは、ヒューマンインタフェースシンポジウム2011の開催地・仙台の「今」をお届けします。

 

Vol.4

いよいよシンポジウム開催まで二週間となりました。皆さん、発表準備は進んでおりますでしょうか?

仙台の今の状況をお伝えしてきた「仙台の今」も今回が最終回。シンポジウム直前情報をお伝えします。


・宿泊

参加予定の皆さんは既にホテルの予約はお済みとは思いますが、宿泊に関しての状況は改善され、現時点でも多くの予約可能なホテルがございます。 予約がまだの方はこれからでも大丈夫です。


・交通

既にお知らせしておりますように、仙台空港は通常運用に戻っておりまして、JAL便、ANA便共に平常通り運行しております。 ただし、仙台空港と仙台駅を結ぶアクセス鉄道に関しては、全線開通は残念ながらシンポジウムには間に合わないようで、仙台空港—仙台駅間はバスを使うことになります。 ただし、仙台空港アクセス線は途中の美田園という駅まで部分開通しており、美田園と仙台空港間は代行バスが走っているようです。

http://www.senat.co.jp/

こちらに時刻表がありますが、時間的には仙台駅から直接空港にバスで向かうのとあまり変わらないようです。(仙台駅-仙台空港間はバスで40-50分)

 

会場へのバスでのアクセスについては、以下を参照ください。

http://www.sira.or.jp/icenter/access_bus.html

 

バス停の位置は以下に詳しいです。

http://www.eng.tohoku.ac.jp/map/?menu=access

(こちらは大学までの案内ですが、国際センターは仙台駅と東北大青葉山キャンパスの途中にあります)


<注意>

仙台駅バスプールの9番乗り場から出るバスは、ほとんどが国際センターを通りますが、系統別に並ぶ位置が異なっていますのでご注意ください。

仙台のバスは、後ろから乗って整理券を取り降りる際に料金を支払うシステムです。 Suicaは使えませが、磁気式のバスカードを購入することができます。(バスプールに販売所があります) 一日乗車券というのものあるようです。

http://www.kotsu.city.sendai.jp/fare/waribiki/index.html

市内をバスで観光したい方には、ループル仙台がお勧めです。

 

http://www.kotsu.city.sendai.jp/bus/loople/index.html

市内観光地を巡るバスで、一日乗車券で乗り降り自由です。20分間隔で運行しています。


仙台市の地下鉄は南北線のみで、国際センターを通る予定の東西線は現在工事中です。


・観光

シンポジウムは金曜日に終了しますので、その後の週末を利用して観光を楽しみたいという方もいらっしゃると思いますので個人的に観光案内をさせていただきます。


<仙台市内>

  • 青葉城址:伊達政宗の青葉城の跡。再建された石垣は一部震災で崩れてしまっていますが、例の伊達政宗の銅像があり、仙台市内を一望できます。
  • 青葉山植物園:東北大学の植物園でシンポジウム会場から徒歩で行けます。市内にあるとは思えない植生を持つ植物園として有名です。ただし、なめてはいけません。青葉山登山コースと思ってください。ハイヒール不可、スニーカーが必要です。
    http://www.biology.tohoku.ac.jp/garden/
  • 三居沢発電所:日本最初の水力発電所です。現在も発電しています。見る価値あります。
    http://www.suiryoku.com/gallery/miyagi/sankyo/sankyo.html

 

<松島>

震災の影響で海沿いの観光地はよい状況にはありません。ただし、日本三景で有名な松島は比較的被害が少なかったので行ってみる価値はあると思います。仙台駅から仙石線で松島海岸駅下車です(約35分程度)。松島のほんとにきれいな景色は海からでないとわからないので、観光船に乗ることをお勧めします。

松島に行く途中、塩竃にもお立ち寄りください。お寿司は全国的に有名な以下がお勧めです。

http://www.shiogama-sushitetsu.com/shiogama/index.html

(特上にぎりがお勧め。3150円です)

 

・食べ物 <牛タン>

http://www.gyutown.com/

仙台市民の間でも牛タンはどこがおいしいということで議論があります。要するに好みの問題なのですが、こだわりのある人は有名店でも評価しない人もいます。

 

一番の老舗は「太助」。昼は行列ができます。太助には分店があってこちらの方が空いています。味は同じです。

http://www.gyutown.com/gyu_shop/guide/13300.html

 

最近もっとも人気があるのは「利久」です。市内の多くの店舗があります。

http://www.gyutown.com/gyu_shop/rikyu/

 

「太助」は牛タン中心でそれ以外のメニューはほとんどありません。「利久」は牛タン以外にも魚介類を中心にしたサイドメニューがあります。

簡単に比較すると、太助の牛タンは男性的で若干歯ごたえがあります。これに対して利久は女性的で柔らかい感じです。個人的な感想ですが、食事のセットになるテールスープは太助の方が美味しいと思います。

夜、お酒を飲みながら牛タンという方には「べこ正宗」がお勧めです。こちらは仙台市内に三軒、国分町にもあります。

 

<ラーメン>

ラーメン好きの私としてはこれは外せない。仙台はラーメン美味しいです。これもかなり好みに依存する話ですが、、。書き始めるときりがないので、会場で私(高橋)にお尋ね下さい。

 

<お土産>

仙台だからといって馬鹿の一つ覚えで「萩の月」だと思わないで下さい。仙台地区、お土産ランキング現在の一位は喜久水庵の「喜久福」です。喜久福には以下の四種類あります。

  • 抹茶クリーム大福
  • 生クリーム大福
  • ずんだクリーム大福
  • ほうじ茶生クリーム大福

個人的なお勧めはなんと言ってもずんだクリーム大福です!セクレタリアット特別推薦です!

 

枝豆をつぶして甘くした「ずんだ」は仙台名物の一つですが、本当に美味しい「ずんだ餅」を食べたい方は以下に!

http://r.tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000119/

その場で生餅にずんだをまぶしてお茶と一緒に出してくれます。会場から徒歩15-20分くらいです。


Vol.3

しばらく期間が開いてしまいましたが、仙台の今を伝える仙台情報Vol.3です。
その前に、昨日HI2011のプログラム委員会があったのですが、今回の発表申込み件数が248件ということで歴代三位の申込み件数となりました。現地委員会としては震災に伴う発表件数の減少が一番の懸念事項でしたので、非常に嬉しく思っております。申込みを頂いた皆様、本当に有り難うございます。これから9月の開催に向けて、より良いシンポジウムにすべく一層の努力をしていきたいと思います。

 

宿泊はお早めに!

さて、仙台大丈夫情報を提供するための本ページですが、若干の懸念事項から始めなければ行けません。ホテルの予約状況です。震災に伴っての営業を休止していたホテルもほとんどが営業を再開しておりますが、客室数二,三百の大型ホテルが二軒震災前に営業を休止していること、また、震災復興で仙台に滞在している方が依然多いと言うことで、仙台のホテルは混んでいる状況にあります。従いまして、出来るだけ早く予約をすることをお勧めします。でも慌てる必要はございません。今、楽天トラベルで9月13−16日で仙台市内のシングルルームの予約状況を見ると63軒ヒットしますのでまだ大丈夫です。

以下、お勧めホテルです。(私は仙台在住で泊まったことはありませんので口コミや交通の便、周りの状況等からお勧めしていることをご了承下さい。)

<大手ホテルチェーン系>
・東横イン
仙台には駅付近に4軒の東横インがあり全店舗営業しております。東口に二軒、西口側に二軒ありますが、東口は会場とは反対側で若干バス停までも遠いです。「西口広瀬通」店と「中央1丁目1番」店が便利です。ただ、飲まれる方は国分町からは歩くと20分程度はかかります。

・コンフォートホテル
こちらも東口と西口にございます。西口の方が会場には近いです。

と、紹介してきたらきりがないことに気づきました。ということで要望別に特にお勧めのホテルを紹介します・

<ちょっと高くても良いから落ち着いて上質のホテルに泊まりたい>
・ライブラリーホテル東二番丁
・杜の湯 ドーミーイン仙台本館
・三井ガーデンホテル仙台
・リッチモンドホテルプレミア仙台駅前
・ホテルフォーリッジ仙台
・ホテルモントレ仙台
・ホテルベルエア仙台 (会場に近いです)

<とにかく安いホテルに泊まりたい>
仙台にはグリーン***という名前のチェーンホテルがあります。ここは安いです。
http://www.bh-green.co.jp/
普通のビジネスホテルでとにかく仙台で一番安いのは「ホテル メイフラワー仙台」です。若干交通の便は悪いですが、タクシー代を考えてもおつりが来ます。

<とにかく酔っ払ってすぐ帰れるホテルがいい>
仙台の繁華街は国分町です。以下は泥酔してもすぐに帰れるホテルです。
・仙台リッチホテル国分町(旧:ホテル定禅寺)
・アパホテル<仙台勾当台公園>
・ホテルリッチフィールド仙台<国分町通り角>
・杜のホテル仙台

<金に糸目をつけないからいいホテルに泊まりたい>
・ホテルメトロポリタン仙台
・ウエスティンホテル仙台
・仙台ロイヤルパークホテル(会場まで1時間)


以上を参考にして頂き、早めの予約をお願いします。まだ大丈夫ですが、通常よりはキャパシティーが大幅に減っているとことは間違いありません。プログラムが確定するまでは日程を決めるのは難しいかも知れませんが、キャンセルは通常は直前までOKの場合が多いので、とにかく早めに宿泊場所を確保して下さい。


仙台の現状

仙台の街中は現在ではほとんど震災の影響を見ることはできません。実は被害が大きかったのが仙台駅でした。回復までほぼ一ヶ月かかりました。でも現状ではほぼ回復し、東北新幹線も運転されています。但し、一部区間の徐行運転のために通常の最速の時間より20−30分(東京-仙台間)で長くかかっております。ただ、一部区間の徐行が解除されるために7月9日から「特別ダイヤ」で運行されるようで、若干時間が短縮されるようです。9月には状況がまた変わっているかも知れませんので、JR東日本のHP等でご確認下さい。
(鉄道好きの方へ:東北新幹線の青森延伸に伴って、最新型のE5系「はやぶさ」が一日2往復程度運行されています。乗り心地も良いです。是非、お試し下さい。http://www.jreast.co.jp/e5/top.html)

プラットホームも通常の状態に戻り活気を取り戻しています
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仙台駅構内 すっかり活気を取り戻しています

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西口バスプール(工事は地下鉄工事で震災復興ではありません)
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JR東日本も頑張ってます!

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関西方面からの参加者の方は、航空機を利用されると思いますが、仙台空港はすでに運用を開始しています。ただし、被害が大きかったためにまだ暫定運用という状況です。各社の
運行状況は以下を参照下さい。

ANAは以下にありますように、7月25日から定期便の運行を再開するようです。
https://www.ana.co.jp/dom/promotion/sendai110725/

JALは9月1日から定期便の運行を再開するようです。
https://www.jal.co.jp/other/info2011_0901.html

ただ、仙台空港と仙台駅を結ぶ仙台アクセス鉄道はかなりの被害で、現在全線復旧予定は9月下旬(目標)となっております。ただ、アクセス鉄道の代わりに臨時の仙台駅行き空港バスが頻繁に運行されておりまして交通の便としては問題ないと思われます。(鉄道で30分程度ですが、バスでも40−50分程度とあまり時間は変わりません)

蛇足ですが、仙台空港から仙台駅までのバスの車窓からは、壊滅的被害を受けた仙台の沿岸部の様子を見ることができます。バスが通る仙台東道路という高速が堤防になって津波を食い止めたようで、道路の左右の状況には大きな違いあります。仙台市内では現在ではほとんど被害を目にすることが出来ませんが、この仙台空港からの道路沿いの風景は依然として津波の恐ろしさを見せつけています。わざわざ被災地を見に行くことは不謹慎かも知れませんが、仙台空港を利用される方にはこの被害の実態を見る機会があるということをお知らせしておきたいと思います。


Vol.2

仙台はまだ余震が続いていると思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
3.11の本震と4.7の余震は震度6強の激烈な揺れでした。その後も余震が続きましたが、
その数は順調に減っておりまして、最近はほとんど感じないくらいになっています。
(あまりに頻繁に揺れたので、慣れてしまったということもあるのですが、、、)
気象庁の発表しているデータでも、余震数は確実に減少しています。

http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/2011_03_11_tohoku/aftershock/

もちろん地震に関しては絶対に大丈夫なんていえないのですが、宮城県沖地震の震源域は
消滅したという説もあり、現実に住んでいる私たちは日々余震におびえている訳ではあり
ません。Docomoのエリアメールの緊急地震速報の音には時々ビックリさせられますが、
それも大地震で震度計測機器の一部が破壊され精度が落ちているためだと言われてます。

今、仙台は新緑が一年で最も美しい季節です。仙台はいつもの落ち着きを取り戻し始めてます。

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Vol.1 ここが会場です

第1回目は、シンポジウム会場となる仙台国際センターについて紹介します。仙台国際センターは、仙台駅からバスで約10分、仙台城址や東北大のある青葉山と仙台市内を貫流する清流・広瀬川にはさまれた文教地区に位置する国際会議場です。またセンター周辺には、仙台市博物館、宮城県美術館、仙台城隅櫓など、少し足を伸ばせば、仙台城本丸跡、瑞鳳殿(藩祖・伊達政宗公御霊屋)などの観光スポットがあります。

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(写真提供:仙台市観光交流課)
青葉山の麓の文教地区に立つ仙台国際センターの全景。周辺の街灯には、伊達家の家紋のひとつ「九曜紋」があしらわれ、歴史と風格を感じます。

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仙台国際センターのロビー。ガラス張りの壁の向こうに、青葉山が見えますね。



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(講演会場)

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(特別講演会場)


周辺には、様々な観光スポットも。
仙台市博物館:http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/
宮城県美術館:http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/mmoa/ja/main/index.html
瑞鳳殿:http://www.zuihoden.com/

仙台国際センターの最新情報や詳しいアクセス情報はこちらをご覧下さい。
http://www.sira.or.jp/icenter/access_transportation.html


ヒューマンインタフェースシンポジウム2011が開かれる9月中旬ごろには、会場周辺は青葉山の深い緑に包まれていることでしょう。まだまだ昼間は暑い季節ですが、日の暮れた後、近づいてくる秋の気配を感じながら広瀬川の川縁を散策してみる、というのはいかがでしょうか?仙台国際センター周辺の美しい自然と歴史の風情をぜひお楽しみ下さい!

交通情報(5月9日現在)

※最新情報は、各事業者のホームページをご覧下さい。

■鉄道
東北新幹線:運行しています(一部徐行区間があるため、東京−仙台は30分程度長くかかります)
在来線
東北本線・仙山線:平常どおり運行しています
常磐線:仙台−亘理間で本数を減らして運行しています
仙石線:あおば通・仙台−東塩釜で本数を減らして運行しています。
仙台空港アクセス線:運休中(代行バスが運転されています)
仙台市営地下鉄線:平常どおり運行しています

■航空
大阪(伊丹)−仙台、札幌(新千歳)−仙台、名古屋(中部)−仙台で便数を減らして運航しています。現在、仙台空港から仙台駅までのアクセスは、仙台駅−仙台空港間シャトルバス、または仙台空港鉄道代行バス(仙台空港−JR名取駅)が利用可能です。運航スケジュール/空港アクセスの詳細はこちらをご覧下さい。
「仙台空港の就航状況について」(宮城県空港臨空地域課)
http://www.pref.miyagi.jp/kurin/sdj-saikai.html

■バス
仙台市営バス/宮城交通バス:一部区間を除き、平常どおり運行しています

ホテル情報(5月6日現在)

仙台市街とその周辺では、すでに70施設を超えるホテル/旅館が営業を再開しています。
「宮城県内で宿泊を受け入れている施設一覧」(宮城県経済商工観光部観光課)
http://www.pref.miyagi.jp/kankou/2011.3_zishin/2011_3_11zisin.htm

放射線情報

東北大でもモニタリングを継続していますが、人体には全く影響のないレベルが続いています。
仙台市内の放射線量:0.09マイクロシーベルト/時間(5月8日12:00)
最新情報はこちらでご確認頂けます。
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/anzen/monitoring/