特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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2002年度第3回ヒューマンインタフェース学会理事会 議事録


開催日 2002年11月25日(月)
時間 2002年11月25日(月)13:00-19:00
会場 東京大学本郷キャンパス浅野地区、工学部附属総合試験場(工学部9号館)1階大会議室 17:00-19:00別会議室に移動
出席者 吉川榮和、伊藤潤、片井修、加藤博一、黒川隆夫、幸田武久、萩原啓、矢島敬士、渋谷雄、中小路久美代、西田正吾、安村通晃、渡辺富夫、岡本明(監事) 途中参加者(委任状提出):中川
欠席者 旭敏之、椹木哲夫、竹村治雄、藤田孝弥、土井美和子、井上紘一(監事)
配布資料
回覧資料
内容

オブザーバ:林康恵(事務局)

 

議題:
(1)前回議事録の確認

 

(2)総務担当理事の報告
1)新入会申込者と退会希望者の承認
・社会人ドクターでも学生会員とみなす。正会員と会員資格は選べる。(学生証がある場合は学生会員でもOK。)
・所属の無い新規入会者は、総務判断で入会を認める。できるだけ紹介者欄に記入してもらうようにする。
・入会申し込み(HI学会をどの様にして知ったのか、紹介者又は知り合いがあれば記載。)。
・賛助会員の増強策を考える。
2)オーバルプランとの交渉について
・トータルデザインの製作・協力について感謝の意を述べた。
・学会として、今後もこのデザイン・ロゴ等の使用を認めていただいた。
・今後のシンポジウムは、シンポジウム実行委員会の判断に任せる。
・トータルデザインやデザインコンセプトについては、今後も協力いただける。
・今後の検討については総務担当理事から連絡を行うことで承認。

 

(3)役員選挙について選挙管理委員長から報告
・11月18日、学会事務局にて予備選挙の開票作業を行った。大学と企業の比率が6対4程度で望ましい割合である。副会長候補1名、理事候補9名、監事候補1名に立候補依頼を会長から行う。
・立候補者の確認が終了した段階で、9月末現在の正会員へ投票用紙を送付する。
・投票用紙は50音順に並べ替える。
・○記載を明記。
以上を承認。

 

(4)財務担当理事からの報告と提案
・今年度の会計状況報告。
・2002年度受託業務見積(見直し)、2003年度受託業務見積についてセクレタリアットから説明。
・次年度のセクレタリアットとの業務委託契約について、並びに次年度学会見積もりの素案(事業部分等、見直しが必要)について議論。
・業務委託については会計担当理事と総務担当理事とセクレタリアットで別途審議し、承認。

 

(5)事業担当理事からの報告
1)秋セミナー実施状況及び収支報告
・Webユーザビリティー、アクセスビリティーの希望多い。
・冬セミナーは「高齢者や障害のある人のためのデザイン」。
・講演者の書籍販売を了承。
2)HCIハンドブック日本語翻訳
・ハンドブックの翻訳について、LEAからシンビオ社会研究会が財政的支援を行い、共生システム専門研究会が翻訳を行う。
以上の審議内容を承認。
・現段階での出版の考え方が報告された。
・期間:2年間で分割シリーズ化、セミナー等で順次発表。
・出版元:HI学会
・版権についての細かい取り決めは今後の課題。

 

(6)ヒューマンインタフェースシンポジウムについて
1)シンポジウム2002の報告
・理事会、事務局、実行委員会の役割の明確化が必要。
・大会長(伊福部先生)との話し合いは岡本監事に一任。
・年内に支払い完了予定。
2)シンポジウム2003について
・9月30日~10月2日国立オリンピック記念青少年総合センター
・HIS2003(東京)の副大会長は渡辺理事、もう一人理事の副大会長を3月までに決定する。
・シンポジウム規程の整備が必要。
・事業担当理事が次回の理事会までに検討。

 

(7)将来・企画担当理事からの報告と提案
1)横断型科学技術学会連合準備委員会について
・現状の報告が西田理事よりなされた。
2)法人化について
・会員数(1000名)条件はクリア。
・3月総会時に法人化の提案を目指す。
・資金積み立ての計画立案:財務担当、事業担当。
・研究会のシンポジウム化。
・研究会とタイアップしたセミナー開催。
・会誌とタイアップしたセミナー開催。
・平成16年に法改正。条件変わる。情勢を見極めた判断必要。

 

(8)論文誌担当理事の報告
1)論文誌の編集状況
・論文の採録率はあがってきている。論文期間は5ヶ月程度。査読期間が短くなりつつある。
2)論文誌電子化
・理事会として電子化の方向を確認。
<学会誌、論文誌、研究会誌、シンポジウム>
・方針、時期、担当:各担当理事で方針検討、次回理事会までに案を提示。
3)論文の電子投稿の検討
・電子投稿は電子広報委員会と連携した推進必要。
・アブストラクト:日英併記。申し込み時日本語アブスト要求。会誌の中に掲載(会員サービス)。
・学会誌Vol.5-1から論文誌は事務局で原稿の組み版を行う(電子化のため)。それに伴うフォローチャートやフォーマットの変更、著者からの原稿提出方法を論文誌委員会で検討する。
4)論文の公開について
・公開時期:1年程度後に公開。
・HI学会独自で行う(セクレタリアットで対応できるレベル)。
・HIメールに学会誌タイトル流す。
5)査読の電子化について
・査読の電子化:費用、手間の効率化。プロテクト等を投稿規程に明記。
・査読状況の公開:承認。
6)論文賞
・経過報告及び今後のスケジュール報告。承認された。

 

(9)会誌担当理事の報告
・会誌の編集状況について、すべて順調で問題なし。

 

(10)研究会担当理事の報告
・研究会、専門研究会の状況。
・6月までの日程を報告のこと。

 

(11)電子広報担当理事の報告
・特に報告事項なし。サーバーの移転を準備中。
・電子投票についての検討を進めて欲しい。次回理事会に検討情報を出す。

 

(12)国際担当理事の報告と提案
・HI学会の国際戦略。
・HI学会国際戦略委員会の設立を理事会で承認。
・規程案を次回理事会に諮る。
・常設委員会のミッションを明確にする。
・HCII,SIGCHI, UIST, INTERACTとの関係を作る。
・委員長は、理事から選出した方が良いのではないかという意見、また国際委員会にROMAN関連で渡辺理事が入ったらよいのではないかとの意見が出された。

 

以上