特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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1999年度第2回ヒューマンインタフェース学会理事会 議事録


開催日 1999年5月28日(金)
時間 1999年5月28日(金) 14:00~19:00
会場 東京大学浅野キャンパス、総合試験場(工学部9号館)1階大会議室
出席者 井上、大須賀、岡本、小木、加藤博一、岸野、小林、田村、塚田、西田、森川、安村、吉川、渡辺、幸田
欠席者 加藤寛治、黒川、黒須、野村、藤田、宮里
配布資料
回覧資料
内容

(0)理事会の成立の確認

 

(1)前回議事録の承認
議事録の内容と間連して、日本学術会議への学術研究団体登録申請と、特許庁への登録学術団体申請が行なわれたことが報告された。

 

(2)前回理事会以降の学会の動きについて
前回理事会以降の学会に間連した次の事項が説明された。
・ 3月26日にSICEから斎藤事務局長、佐川公認会計士、総務担当岡本理事と曽根理事、学会から井上会長、吉川理事、田村監事、林さんと杉原さんが出席して、京都工芸繊維大学で旧HI部会の会計監査が行われ、HI部会の資産に関する合意がなされ、その合意事項は4月13日のSICEの理事会で承認された。
・ 評議員35名が決まった。なお、15社の賛助会員の中で5口以上の会員(松下電器、日立、リコー)に対して評議員の推薦を依頼することが了承された。
・ 次期事務局体制についての検討結果が報告された。
今年度の評議員会は、10月5日(火)昼食時に、シンポジウム会場で行われることが了承された。

 

(3)総務担当理事からの報告と提案
以下の報告が行われた。
・前理事会以降の新入会員の確認が行われた。新入会員の資格確認が困難な人の入会があっために、できれば推薦者の名前を入会申込書で記載してもらうことになる。旧部会から新学会への移行を拒絶した人が30名いた。毎回の理事会でその時点での会員数、新入会員数、退会者数を報告することが要望され、次回から行うことになる。
・学会への入会の勧めのパンフレット作成案が示され、追加事項があれば事務局へ連絡してもらうことになる。また、パンフレットデザインは小林理事に依頼する。
・ 学会やシンポジウムでの事務作業で利用するためにPHSの契約の要望について検討することになった。
・ 以下の協賛依頼が承認された。
*日本認知科学会:第2回認知科学国際会議・日本認知科学会第16回大会
*日本バーチャルリアリティ学会:VRセミナー99「実用化を迎えたVR技術―人にやさしいVRが果す役割」(5月19日、東京大学)
*テクニカルコミュニケータ協会:TCシンポジウム'99(9月2日・3日、工学院大学)
*バイオメカニズム学会:第20回バイオメカニズム学術講演会(11月27日・28日、立命館大学びわこ草津キャンパス、フォレストハウス)
*日本リハビリテーション工学協会:第14回リハ工学カンファレンス(8月26日~28日、金沢市文化ホール)
*日本ソフトウェア科学会:(12月1日~3日、ヤマハリソート)
*IEEE Reliability Society Tokyo Chapter: 特別講演会(10月1日、京都)、特別講演会とワークショップ(10月4日、東京)
*ACM SIGCHI: CHI2000 2000年6月1日~6日、オランダ、ハーグ
ただし、ACM SIGCHIの配布物については、量が多いので有料で行うことを明確に返事し、郵送用のラベルシートの発行協力(出来れば1枚50円程度の手数料で)で応じることについて国際担当で検討し、連絡することになった。
・ 第4回理事会は、11月26日(金)14:00~18:00に京都で開催することになった。

 

(4)財務担当理事からの報告と提案
学会の資金状況が以下のように説明された。
・収入が会員増などにより予想より多く、また支出も少なくて順調である。
・シミュレーションで予想された収支差が負になることは回避されそうである。
デポジット目標額(240万円)が達成され、今後資金不足は予想されないので一応デポジットの呼びかけを終了することが了承された。

 

(5)会誌担当理事の報告と提案
会誌発行状況と予定が説明されるとともに、以下の事項が決定された。
・会員数の増加により、会誌8月号の発行部数を当初の1000部から1150部に増刷する。
・会誌の解説記事の別刷り希望もあるので、論文誌1号のような別刷(原稿のホッチキス止め)では学会としての体裁に欠けるので、当面、希望者の実費負担で別刷りに表紙を付けることを2号より実施することを学会誌委員会と論文誌編集委員会で検討する。

 

(6)論文誌担当理事の報告と提案
論文誌の特集予定等が説明された。

 

(7)事業・企画担当理事の報告と提案
内規と委員会構成が示され、承認された。

 

(8)情報担当理事の報告と提案
学会ホームページの改造計画等(学会ホームページが学術情報センターに移動、新しいドメインアドレス(mmmm@his.gr.jp)、新ホームページは7月7日に公開予定)の説明があり、情報関連事業(投稿用テンプレートの作成、ウェブの内容管理など)をスムーズに行うためWG設置が了承された。また、コンピュータについては次年度予算作成時に要望を出してもらうことになった。

 

(9)役員選挙実施要領検討委員会からの提案と審議
定款に基づいた2000年度HI学会役員選挙について審議され、候補者選出と役員選挙について以下のように決定した。
・選挙管理委員会で候補者名リストを作成し、次回の理事会で承認する。
・原則として、現理事は候補者名リストにあがったら拒絶しない。
・今回の選挙過程については、10月5日に開催される評議員会で説明する。
・投票は正会員が候補者に○印をつけるか、他の候補者を記入してもらう。
・同じ名前が複数の候補欄で投票されたときは得票の多い方を優先とする。

 

(10)国際担当理事の報告と提案
INTERACT2001の開催に関連する報告と審議が行われたが、学会としての対応の結論は得られなかった。今後の対応を検討するため、井上会長が黒須理事と対応について相談し、学会としては次回の理事会で決定することになる。
また、HCI2001との共催に際しての学会シンポジウムの英語表記名は、Human Interface Symposium 2001(Japan)とすることになる(注:後日、Symposium on Human Interface(Japan)- 2001への修正が了承された)。HCIへの連絡窓口は国際担当が勤める。

 

(11)研究会担当理事の報告
今後の研究会予定が説明された。なお、研究会報告集Vol.1, No.2の裏表紙の記載事項に誤りがあったので、当日配布分等にはシールを貼って対応することになる。

 

(12)シンポジウム担当理事の報告と提案
1999年HIシンポジウムの進捗状況について以下のような報告があり、また提案が審議された。
・特別講演は「ユニバーサルデザイン」鴨志田 厚子氏、パネル討論「次世代UIの潮流」―ポストGUIを探る等―や講習会企画の内容が決定したこと。
・学会の出版物として、ヒューマンインタフェースシンポジウム論文集とヒューマンインタフェース講習会資料集にISSNの番号を取得する。
・現時点で発表申込は15件で、目標130件。

 

(13)広報委員会からの報告と提案
以下の事項が確認された。
・新聞社に対して記者クラブ(例えば、大阪科学技術センター、あるいはつくば)を利用してシンポジウムに関する情報を発信する。
・創刊号やシンポジウム案内送付先のリストとして、150程度を第一事務局に連絡する。
・デザインにおいても今後インタフェースが重要になるので、デザイン関係への送付先リストを整理する。
広報に関連して、学会紹介ポスターの作成が確認された。