特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

ホーム > 学会案内 > 2004年度第2回ヒューマンインタフェース学会理事会議事録

2004年度第2回ヒューマンインタフェース学会理事会議事録


開催日 2004年8月30日(月)
時間 2004年8月30日(月) 13:20-17:30
会場 京都リサーチパーク1号館 4F、中会議室A
出席者 西田,渡辺,竹村,伊藤,萩原,長嶋,旭,下原,中小路,加藤,竹村,中川,渋谷,杉原,岡田,増井,片井,椹木,土井(以上理事),吉川監事,藤田監事,林,金
欠席者 高橋,矢島(以上理事)
配布資料 HI2004-2-0 2004年度第2回ヒューマンインタフェース学会理事会議事次第
HI2004-2-1 2004年度第1回HI学会理事会議事録(案)
HI2004-2-2 2004年度第1回HI学会理事会議事メモ(案)
HI2004-2-3 新入会申込者一覧(2004.5.19以降分)
HI2004-2-4 2005年度ヒューマンインタフェース学会選挙役員について
HI2004-2-5 ヒューマンインタフェースシンポジウム2004パンフレット
HI2004-2-6 ヒューマンインタフェース学会収支報告
HI2004-2-7 電子広報委員会現況 2004年度第2回理事会報告資料
HI2004-2-8 第1回出版委員会 Newsletter編集委員会議事録(案)
HI2004-2-9 国際担当よりの報告等
HI2004-2-10 セミナー開催状況と今後の計画について
HI2004-2-11 論文誌委員会 報告
HI2004-2-12 会誌11月号 構成案
HI2004-2-13 研究会委員会報告
HI2004-2-14 NPO法人における税制に関する資料
HI2004-2-15 ヒューマンインタフェース学会賞規程
HI2004-2-16 ヒューマンインタフェース学会の概要
HI2004-2-17 ヒューマンインタフェース学会法人化検討報告
回覧資料 議題:
(1)前回議事録の承認
・2004年度第1回理事会議事録を承認した.

(2)総務担当理事からの報告と提案(報告事項/承認事項)
・新会員の状況および会員数が順調に増えていることを確認した.
・協賛依頼内容について確認した.

(3)2005年度役員選挙(選挙管理委員会)(報告事項/審議事項)
・役員選挙について,資料を参照しながら,一次推薦得票数,順位付け投票ポイント総数,
 および最終順位について報告があった.
・副会長,理事,および監事の各候補者の順位を決定した.
・以降の手順は,9月までに会長が各候補者の意思を確認の上,10月に投票用紙等を発送す
 ることとなった.
・紙による投票と電子投票を併用することが確認された.
・電子投票の率が向上するように選挙管理委員会を中心として相談することとなった.

(4)シンポジウム担当理事の報告(報告事項)
・ヒューマンインタフェースシンポジウム2004の現況について報告があった.
・発表申込件数は,一般発表が205件,対話発表が54件であり,計259件(これまでの最高件
 数)であった.また,これとは別に若手セッションのパネル討論のための原稿が5件ある.
 特別講演は,木村敏先生にお願いしている.ワークショップとして2件,さらには講習会が
 5コース用意している.次回実行委員会は,シンポジウム前最後の実行委員会予定であるが,
 9月17日(金)に開催予定.
・聴講者の希望により,手話による情報保証を行うセッションを用意する.
・論文集をCD-ROM化したのに伴い,プリンティングサービスを計画中.
・評議委員会および各委員会をシンポジウム開催期間中に開催予定.

(5)HIS2005開催について
・慶応大学安村先生に大会長をお願いし,開催時期は,2005年9月15日(木)~17日(土)の
 3日間で,開催場所は,慶応義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)であることが報告された.
・講習会の開催日および開催方法についていくつかの意見が出たため,シンポジウム実行委員
 会で検討していただくことになった.
・2006年以降のシンポジウムについては,まだ何も議論されていないとの報告があった.
・今回のシンポジウムは,通算で第20回目のヒューマンインタフェースシンポジウムであるこ
 とが紹介された.

(6)国際担当理事の報告(報告事項)
・HCII2005企画セッションには,論文数:55件,8セッションを企画.
・HCI International NewsletterのHIS NLへの転載と配信について.
 会員情報を公開しないで,以下の方法をとる.
 (1)HCII NLを学会事務局へ,さらに電子広報と国際担当へ回送
 (2)国際担当が配信時の照会文を電子広報へ
 (3)電子広報でそれらを編集し配信
・IJHCIの年間発行回数が4回から6回になり,購読料も変更になることから,HI学会会員向けの
 年間購読料の改定について審議した.必要経費等を算出し再度審議することとなった.
・IJHCIへのHIS論文の掲載状況
 2003年度論文賞受賞論文3件は投稿済み.
 2004年度論文賞受賞論文3件に英文化の依頼済み.
・HI学会紹介文について
・西田会長が作成したHI学会の紹介文を基にして英語紹介文を作成することとなった.
・Cognition, Techonology & Work(CTW)誌への論文掲載について経緯の説明があった.理事会は
 大筋で了承するが,掲載論文の選択方法はどうするのかをふくめ,国際担当理事で更に相談す
 ることになった.

(7)将来・企画担当理事の報告(報告事項)
・学会のNPO法人化について審議した.
・税制上は,収益事業を行わない限りは,NPO法人化しても現行と変わらないのではないかという
 結論に至った.
・法人格を得ることのメリットとデメリットについて審議した.
・審議の結果,理事会としてはNPO法人化を承認した.
・今後の手順,社員の扱い,申請先等についてはVR学会の例を参考にしながら,ワーキングで検
 討することとなった.ワーキングメンバーは次の5名とする.中川理事,土井理事,竹村理事,
 伊藤理事,西田会長.

(8)財務担当理事からの報告(報告事項)
・経理状況については,現時点では,特に問題のないことが報告された.
・事務局からコピー機の更新依頼があり,来年度予算に組み込めるかどうかを事務局と財務で相
 談することとなった.

(9)電子広報担当理事の報告(報告事項)
・活動状況報告があった.
 学会ドメインより外部にウィルスメールを送信してしまったことおよび処置について報告.
 出版委員会のNewsLetterにHI学会の記事を掲載予定.
・HI学会主業務のマシンのセキュリティ対策は学会費用で,セクレタリアット主業務のマシンの
 セキュリティ対策は,セクレタリアットにお願いすることが確認された.

(10)事業担当理事の報告(報告事項)
・セミナー企画(案2件)紹介した.
 デザインによるインタフェースの改良
 ソーシャルネットワーキングの現状と展望
いずれも半日コースで,本年度内(12月まで)のできるだけ早急な時期に東京での開催を予定.
次回理事会で開催報告する予定.

(11)論文誌担当理事の報告(報告事項)
・論文査読状況についての報告があった.
・オンライン投稿,査読システムの構築については,ローカルサーバで調整中であり,電子化し
 た場合の投稿規程は見直しを行い,システムの運用開始は来年の見込みであるとの報告があった.
・情報関係英文論文合同アーカイブの紹介があり,岡田理事がこのアーカイブの検討会に参加し,
 フォローすることになった.

(12)会誌担当理事の報告(報告事項)
・会誌編集状況について,会誌8月号は発行済みであり,11月号の準備も順調に進んでいるとの報告
 があった.


(13)研究会担当理事の報告(報告事項)
・研究奨励賞(仮称)についての報告があった.
・この賞は,論文賞や学術奨励賞ではカバーしきれない優れた研究にスポットを当てるという主旨,
 ならびに,手続きや,受賞資格について説明があった.
・審議の結果,審査の視点として,「1.新規性,独自性,将来性」と「2.実用性,完成度」を挙
 げること,受賞者は著者全員とすることが確認された.ただし,賞の名称を含め,さらに次回理事
 会までに審議することとなった.

(14)その他
・セクレタリアットが,去る7月30日に有限会社化した旨の報告があった.
・次回理事会は,11月25日(木)に東京にて開催予定.
内容