特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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第52回ヒューマンインタフェース学会理事会 議事録


開催日 2009年11月25日(水)
時間 2009年11月25日(水)13:30~18:00
会場 メルパルク京都 4階 研修室5
出席者 椹木・福本・加藤(直)・森本・仲谷・杉原・米村・加藤(博)・高橋・旭・渋谷・伊藤・土井・三輪・竹村
欠席者 木村(議長)・溝渕(議長)・大倉(議長)・大須賀(議長)・椎尾(議長)・渡辺(議長)
配布資料 HI2009-52- 0 第51回ヒューマンインタフェース学会理事会議事次第
HI2009-52- 1 第51回理事会 議事メモ(案)
HI2009-52- 2 第51回理事会 議事録(案)
HI2009-52- 3 新入会申込者一覧
HI2009-52- 4 会長の任期に関する定款の改訂
HI2009-52- 5 内規変更案
HI2009-52- 6 2010年度ヒューマンインタフェース学会役員選挙投票開票結果報告
HI2009-52- 7 2010年度通常総会,学会賞授与式および特別講演会のご案内
HI2009-52- 8 ヒューマンインタフェースシンポジウム2009参加者計数
HI2009-52- 9 会計収支
HI2009-52- 10 収支予算(素案)
HI2009-52- 11 2010年業務費お見積り
HI2009-52- 12 2009年業務費実数
HI2009-52- 13 事務処理にかかわる業務委託契約書(案)
HI2009-52- 14 会誌2010年2月号構成
HI2009-52- 15 論文査読状況(2009年11月17日現在)
HI2009-52- 16 研究会担当理事からの報告
回覧資料 ・ヒューマンインタフェース研究のための倫理指針(案)
・学会創立10周年記念式典会長挨拶全文
・ヒューマンインタフェース学会10周年記念表彰の実施
・学会創立10周年記念行事報告
内容

(1)会長挨拶

(2)総務担当理事からの報告と提案
2-1)定款の改定について<選挙管理委員会 加藤>
選挙管理委員会から定款の改定案が示された.
・理由をあきらかにしておいてほしい.
→第1項は会長の任期が,第3項は任期途中で退任が起こった場合のことが明確になっていなかったためである.
総会にかけることが承認された.

2-2)内規の変更について<選挙管理委員会 加藤>
選挙管理委員会から内規の改定案が示された.
・外に出す文にプライオリティを書いてよいのか微妙である.
・今までも会長の判断を入れていないのではないか.入れているとしたら重み付順位を公表してよいのか.
→意思確認などの作業がそれにあたる
・入れるのであれば「~大学企業別,所属,性別などの構成比に偏りが生じないように考慮する」とする
各理事の仕事のメモを作って,そこに書いておき,内規の変更はしないこととなった.

2-3)意識調査の依頼<総務担当理事 福本>
農林水産省から遺伝子組み換え農作物に関する意識調査の依頼があり,これまでの対応の確認が求められた.
本学会には直接関係ない内容のため返答しないことが確認された.

2-4)名簿提出のお願い<総務担当理事 福本>
2月の理事会において,新年度の委員会名簿を提出してほしいとの連絡がされた.

(3)学会役員選挙投票について<選挙管理委員会 加藤>
投票結果と共に,電子メールでの案内,webページの掲載をきちんとすること,改選数をwebページに掲示すること,webページ上からはがき投票時代の記述を消したことが申し送り事項として報告された.
・非候補者のリストをきちんと作ることをしてほしい.
→次期管理委員会に申し送りすることが確認された.
歴代の理事がわかる資料を作ることが決められた.

(4)次期総会<総務担当理事 福本>
例年3月頭にしていたが,今年は1,2日がインタラクションが開催されるので,そこをはずさなければならないことが報告された.
→3月3日,早稲田理工学部にて開催することとなった
特別講演会は事業委員会で決めることが確認された.デッドラインはタイトルを含めて12月7日.

(5)シンポジウム2010<実行委員会幹事:加藤>
参加者数が635人であったこと,予算概算のイブニングセッションの収入はシンポジウム側で処理をしていたため,今のところシンポジウムの会計の中に含めていることの報告がされた.
・支出欄の論文集の項目の備考について,DVD-ROM論文集という表記はおかしい.
・イブニングセッションの参加者数,1ページ目と2ページ目で違うのはなぜか.
→1ページ目はシンポジウム参加者の中のイブニングセッションの参加者である.
・営業の発表があった.予稿も論文の体をなしていなかった.
・リジェクトするために,発表募集要項にリジェクトする根拠を書いた方がよい.

(6)シンポジウム2011の案内<大会委員長:仲谷>
ヒューマンインタフェースシンポジウム2011の概要,および,第1回目の実行委員会を10月28日に開催したこと,2回目は12月8日の予定であること,および,テーマは環境にからめる予定であることが報告された.

(7)財務担当理事からの報告<財務担当理事:渋谷>
7-1)2009年の会計収支について資料をもとに報告された.
-別刷りの売上がのびなやんでいる
-シンポジウム参加費の赤字は内訳になっている
-Webリニューアルの支出500万は次年度に持ち越し

7-2)2010年の収支予算素案が資料をもとに報告された.
-学会誌売上は近年の動向から減らしてある
-研究会に関しては大幅な変更があり,研究会委員会からあがってきたものを記入してある.
-単年度収支で赤字になっているのは10周年記念行事(Webリニューアル)が含まれているためである.
・学会費収入が現段階で60%台となっているが,12月末でどのくらいまであがるのか.
→90%代後半になる.
・研究会支出の欄の交付金という言葉はなんとなく違う.
→受け渡しの方法はどうなるのか.それによって言葉は変わる.
→交付金と書いてある項目は余ったら一端学会に戻してもらい,翌年度上乗せして渡す.
・業務費があがっているのはなぜか.
→開催回数が増えるからである.
・セミナー業務費はセミナーがなければ発生しないのか.
→固定費は変わらないが,他の部分は開催回数によって変動する.
・セミナー収入は1回で50万なのに,なぜ2回で140万なのか,かなり厳しい値だと思う.
→全体で赤にならないようにという値である.
・割り振ることは必要であるが,実際にどのくらい業務費がかかっているのかということを明らかにする必要がある.
・(5)の事業というのはセミナーは含まれないのか.
→(5)は営利事業である.
研究会の部分については,研究会委員会での話し合いの上,承認をもらうこととなった.

7-3)業務費実数と見積り,および来年の契約について資料をもとに報告された.
-2009年業務費実数の(10)事業は12月に開催されるので変更される.
-35万円くらい減っているので,これを返還するよていである.
-2010年の見積りの(8)国際の国際対応については業務が増える傾向にあるので値上げをしてもらいたい.
・セミナーは2回でもこの額なのか.
→実数対応となる
・10周年記念事業対応は何を事務局がするのか.
→チェックの段階でなにかをしてもらうかもしれない.
→基本的に事務局にはしてもらうことはないと思う.
→WG1回あたり1万円の実数対応とすることとなった.

(8)会誌担当理事からの報告<会誌担当理事:森本>
資料を基に報告された
・10周年の表彰を行った.受賞者に何かを書いてもらいたい.
→表彰があったことについては5月号に論文賞などと共に会報に掲載することとなった.

(9)論文誌担当理事からの報告<論文誌担当理事:加藤>
資料を基に報告が行われた.
-採択率があがらないことが問題であったが,リジェクトされた論文が再投稿された論文は,リジェクト理由を引き継いで査読するような体制をとろうとを規定を見直している.理事会で審議すべきか,委員会で決めてよいか.
-メタレビューワの運用について,論文査読の在り方についての企画をシンポジウムで行いたいと考えている.
・再投稿論文は同じ査読者となることではないのか
→著者が希望した場合,前回の査読の結果の延長として扱う.査読者の決まりは作っていない.
・査読者のレベルをそろえるというのが本筋である.複雑な方法の導入は慎重にすべき.
・HI学会としてどのようなものを論文として認めるかを議論する必要がある.
・前回の不採録理由を継承することを続けていると,単なるチェックになり,査読ではなくなるのではないか.
引き続き検討することとなった.

(10)事業担当理事からの報告<事業担当理事:高橋>
12月3日に講習会が開かれることが報告された.詳細はwebページに掲載されている.参加者募集中である.

(11)国際担当理事からの報告<総務担当理事:福本>
国際誌の契約の問題が解決され,無事契約されたことが報告された.

(12)10周年事業委員会からの報告<椹木会長>
表彰者を会誌,web に掲載することが提案された.

(13)倫理指針について<椹木会長>
倫理指針案が提出され説明が行われ,意見が求められた.また,フィールド研究にかかる指針の必要性も提案された.
・規定を設けたときに論文投稿などにどのような影響が起こるか懸念がある.
・利益相反に関する審査も重要な場合がある.
・指針を出したとしてもそれをチェックする術はない.また,このような指針を出しても免責になるとは限らない.

(14)電子広報担当理事からの報告<電子広報担当理事:旭>
資料を基に報告がされ,委員を一人追加したいとの申し出があった.

(15)研究会担当理事からの報告<研究会委員会:加藤博一>
資料を基に報告がされた.
-規定の承認をいただきたい
-常設が継続4件,新規2件,時限が継続1件.
-研究会内で収支をそろえるのは難しい.
-SIGに口座を開設したい.
・だれの名義で口座を開設するのか
→事務局長を立てる
・事務局長をだれにするのか.だれか一人に依頼するのは難しく,理事の名義とするのと変わらない.
・領収書の管理などはSIGが行うのか.
→細かい用途まで管理する必要はない.
→すべて管理し報告する必要がある.
・結局最後に事務局が整理するのであれば,一々事務局を通す方法ではだめなのか.
→非常に細かい出費まで事務局を依頼するのでは,SIG運営の自由度が下がる.
口座および予算運用に関しては財務担当理事あづかりで,研究会担当理事で審議することとした.
規定は承認,予算は次回持ち越しとした.
SIG予算について,新年度はとりあえず事務局を通す方法とすることとした.

(16)次回理事会
2月1日,東京(キャンパスイノベーションセンターを予定)にて開催.