特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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2004年度通常総会、 学会賞授与式および特別講演会のご案内

[案内]
会長 吉川 榮和
開催日 2004年3月2日(火)
時間 2004年3月2日(火) 13:30~17:00
概要

拝啓
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃より弊学会の活動に ご高配賜り、誠にありがとうございます。
さて、本学会の2004年度通常総会を以下の要領にて開催致しますのでご案内申し上 げます。
総会に引き続いて、ヒューマンインタフェース学会賞(論文賞と学術奨励賞)の授与 式ならびに特別講演も開催されますので、会員の皆様には奮ってご出席下さいますよ うお願いいたします。
尚、正会員におかれまして通常総会にご出席頂けない場合は、委任状をFAXあるいは E-mailにて、2004年2月28日までにお送り頂きますよう宜しくお願いいたします。

会場 産業技術総合研究所 サイバーアシスト研究センター 第一会議室
〒135-0064 東京都江東区青海 2-41-6臨海副都心センター 4F
TEL 03-3599-8215(代表)8
交通 ゆりかもめテレコムセンター駅から徒歩3分/りんかい線 東京テレポート駅から無料 巡回バス
交通URL http://www.carc.aist.go.jp/carc/map-j.html
次第
13:30~15:15 通常総会
1. 開会の辞
2. 2003年度事業及び会務報告
3. 2003年度収支決算報告
4. 2004年度役員の選任
5. 会長挨拶
6. 定款・規程類の新設及び変更
7. 2004年度事業計画の提案と審議
8. 2004年度収支予算の提案と審議
9. その他
10. 質疑
11. 閉会の辞
学会賞(論文賞、学術奨励賞)授与式
15:30~17:00 特別講演会
「日本語手話翻訳とその周辺」
京都工芸繊維大学 大学院 工芸科学研究科 教授 黒川 隆夫先生

[議事録]
議長 吉川(会長)
進行 竹村(総務担当理事)
作成
内容

1.開会の辞
竹村総務担当理事により開会が宣言された。
正会員現在数(2004年2月27日現在、968名)の10分の1以上(総会出席者は開始時36名、
委任状107名)の出席者により会議が成立した。(定款第27条に基づく)

2.2003年度事業報告および会務報告
黒川副会長より、特別講演会(2003年3月3日:講演者:椹木哲夫(京都大学))、ヒュー
マンインタフェースシンポジウム2003(2003年9月30日-10月2日:大会長:広瀬通孝(東
京大学)、参加者556名)、学会誌と論文誌(合冊)の発行(Vol.5, No.1-No.4:掲載論
文数58件)、ヒューマンインタフェース学会研究会(第21回-第25回開催、参加者総数408
名)、ヒューマンインタフェース学会専門研究会(4つの専門研究会が活動)、
セミナーの開催(2回、参加者総数216名)、学会ウェブサイトの運営(平均月間ヒット回
数:約13万)、ニュースレターの配信(毎月配信、Vol.3, No.1-No.12)、表彰(第3回論
文賞3件、第4回学術奨励賞5名)、会員名簿の発行、受託研究、横断型基幹科学技術研究団
体連合への参加、International Journal of HCI特集号("Special Issue: Current
Research of the Human Interface Society")の編集、内外の関係機関との提携および交
流について(協賛36件)、各種会議など、活発な事業報告があった。また萩原総務担当理
事より、会員の現状(2004年2月29日時点で会員総数1138)、会員の入退会状況、事務局の
現状、役員選挙について報告があった。以上、全会一致で承認された。

3.規定類の新設及び変更
黒川副会長より、常設委員会規程第1条(3)「シンポジウム実行委員会」を「シンポジウ
ム委員会」へ変更、同規程第1条(7)を国際リエゾン委員会新設に伴い追加、および論文
誌投稿規定「著作権についての内規」(1)に「本学会WWWコンテンツなどに掲載される記
事」という記述を追加する旨の報告があった。以上、全会一致で承認された。

4.2003年度収支決算報告
矢島財務担当理事より収支計算書、貸借対照表、財産目録および正味財産増減計算書に基づ
いて、シンポジウム収入増、セミナー収入増など、活発な事業活動により予算比で約112%の
収入であったが、支出も予算比で115%となった旨の報告があった。

5.2004年度役員の選任
黒川選挙管理委員長より電子投票の導入と併せて選挙経過について報告があった。さらに
2003年11月19日に,有効投票285票(内有効投票数275)の開票を行った結果、新任の役員
(会長1名、副会長2名、理事9名、監事1名)が選任された旨の報告があった。

引き続き、井上監事より会計監査ならびに業務監査の結果、いずれも適正である旨の報告が
あり、全会一致で承認された。

6.新会長挨拶
西田2004年度新会長より、今後のHI学会の活動として、継承と進化をキーワードに、HI学会
の良い点を再確認しそれを継承しつつ、時代の変遷にあわせて新しい試みを取り入れていく
という抱負を込めた挨拶があった.

7.2004年事業計画の提案と審議
西田副会長より前年度に引き続き活発な事業計画が提案され、全会一致で承認された。主な
事業計画は、特別講演会(2004年3月2日、講演題目:日本語手話翻訳とその周辺、講演者:
黒川隆夫(京都工芸繊維大学))、ヒューマンインタフェースシンポジウム2004(2004年
10月6日-10月8日、大会長:椹木哲夫(京都大学)、京都リサーチパーク)、セミナーの開
催(2~3回)、学会誌と論文誌(合冊)の発行(4回)、学会ウェブサイトの運営、ニュース
レターの配信(毎月)、ヒューマンインタフェース学会研究会(5回)、ヒューマンインタ
フェース学会専門研究会(4専門研究会を随時開催)、受託研究(申し込みに応じて随時実
施)、表彰(学会賞を総会において表彰)、内外の研究機関との提携および交流、各種会議
などである。

8.2004年度収支予算の提案と審議
椹木財務担当理事より前年度の実績を踏まえて今年度の収支予算が提案され、全会一致で承
認された。繰越金を含めて約4500万円規模であるが、賛助会員および広告収入の減少のため
全体の収支としては厳しい状況である旨の説明があった。

9.名誉会員の推薦
吉川会長より、井上紘一氏を学会定款第6条2により名誉会員へ推薦する旨の提案があり、全
会一致で承認された。引き続き名誉会員証の授与が行われた.

10.その他
無し

11.質疑
全体を通しての質疑あるいはコメント等は無かった。

12.会長挨拶
吉川会長よりHI学会の歴史と今後のあり方についてふれた挨拶があった。

13.開会の辞
竹村総務担当理事により閉会が宣言された。

以上、通常総会の全議事の審議が行われ、すべて提案通りに議決された。

総会後、学会賞授与式が行われた。
第4回論文賞の3件について岡田論文誌委員会委員から論文賞選考過程報告がなされ、また第5回
学術奨励賞の5名について安村審査委員から学術奨励賞選考過程報告がなされ、それぞれの受賞
の方々に吉川会長から賞状と副賞が授与された。

また、特別講演として京都工芸繊維大学 黒川隆夫教授より「日本語手話翻訳とその周辺」と
題して、ヒューマンインタフェース学会総会にふさわしい大変興味深いご講演があった。