特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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2011年度通常総会、学会賞授与式および特別講演会のご案内

[案内]
会長 土井 美和子
開催日 2011年3月1日(火)
時間 2011年3月 1日 ( 火 ) 13:30~17:00
概要

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃より本学会の活動にご高配賜り、誠にありがとうございます。
さて、本学会の2011年度通常総会を以下の要領にて開催致しますのでご案内申し上げます。
総会に引き続いて、ヒューマンインタフェース学会賞(論文賞、学術奨励賞、研究会賞)の授与式ならびに特別講演も開催されますので、会員の皆様には奮ってご出席下さいますようお願いいたします。
尚、通常総会にご出席いただけない正会員におかれましては、委任状をFAXあるいはE-mailにて、2011年2月22日(火)までにお送り下さいますよう宜しくお願いいたします。

会場 京都リサーチパーク(西地区)4号館2階 ルーム1〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町93番地
交通 京都駅(JR・近鉄・地下鉄)下車乗換、JR嵯峨野線(山陰線)丹波口駅下車 西へ徒歩5分、または、京都駅よりタクシーで約10分
交通URL http://www.krp.co.jp/access/
次第
13:30~15:15 通常総会
1. 開会の辞
2. 会長挨拶
3. 2010 年度事業及び会務報告
4. 2010 年度収支決算報告
5. 2010 年度監査報告
6. 2011 年度役員の選任
7. 規程類の新設及び変更
8. 2011 年度事業計画の提案と審議
9. 2011 年度収支予算の提案と審議
10. その他
11. 質疑
12. 閉会の辞
学会賞(論文賞、学術奨励賞、研究会賞)授与
15:30~17:00 特別講演会「グローバル時代の学会のありかたについて ― HI学会の将来展望」
竹村 治雄氏 (大阪大学 サイバーメディアセンター センター長)

[議事録]
議長 土井 会長
進行 加藤 総務担当理事
作成 亀山 総務担当理事
内容

特定非営利活動法人ヒューマンインタフェース学会の2011年度通常総会が3月1日に京都リサーチパークで開催されました。
最初に土井会長より、総会出席者数28名、委任状137名で、社員数1,182名の10分の1以上を満たしており、総会が成立した由の報告がありました(※定款第26条に基づく)。以下に総会の内容を報告致します。


1.会長挨拶
土井会長より、昨年度より行った新たな取り組みと成果について説明がありました。
・理事会の前に総務財務委員会を開くことで、学会としての中長期の問題についての議論を深めるのと同時に、理事会の効率的運営を実現
・2010年度は倫理規定の策定や著作権規定の見直し、財務健全化方針検討に取り組んだ。


2.2010年年度事業報告
2010年度の事業活動が各担当理事から報告され、全会一致で承認されました。

・総務財務委員会
会長、副会長、総務理事、財務理事よりなる同委員会を理事会の約1ヶ月前に開催。理事会の議題を事前に協議。

・ヒューマンインタフェースシンポジウム委員会
ヒューマンインタフェースシンポジウム2010を9月7日~10日、立命館大学びわこくさつキャンパスにて実施。
大会長:仲谷 善雄 氏 (立命館大学)
発表件数:214件(一般発表170、対話発表44)
参加者数:シンポジウム506名、講習会231名

・会誌委員会
Vol.12、No.1~4を発刊。基礎講座として「音声・音響I/F」等を掲載。

・論文誌編集委員会
論文数47件を採録(一般論文:18件、特集論文:29件)。
ヒューマンインタフェースシンポジウム2010にてワークショップ「ヒューマンインタフェース分野の論文はどうあるべきか」を開催。

・研究会運営委員会
ヒューマンインタフェース学会研究会として12回開催(第59回~第70回)。
研究会抄録の配布を電子化(抄録のPDFを学会ホームページからダウンロードする形態)。年間の研究会報告集はCD-Rで発行。

・事業企画委員会
第17回~19回のヒューマンインタフェースセミナーを実施。来年度に向け将来の学会のあり方を検討するため、企画部門組織を整備。

・電子広報委員会
学会ホームページ、ニュースレター(毎月配信Vol.10、No.1~12)を通じ、研究会、セミナー等の情報を告知。学会ホームページのリニューアルを進め、4月頃公開の予定。

・国際リエゾン委員会
HCI International2011若手オーガナイズドセッションの募集とその活動支援を実施。

・その他の活動報告
・特別講演会
2011年3月1日 於:早稲田大学 西早稲田キャンパス 63号館2階 第5会議室
 岸野 文郎 氏(大阪大学)「ヒューマンインタフェースを形に」

・表彰:第10回論文賞:3件、第11回学術奨励賞:3件、第6回研究会賞:2件

・横断型基幹科学技術研究団体連合への参画

・内外の関係機関との連携、および交流:協賛57件

・各種会議の開催:
 通常総会1回、理事会5回、評議員会2回、総務財務委員会3回、会誌委員会2回、論文誌編集委員会2回、ヒューマンインタフェースシンポジウム2010実行委員会3回、ヒューマンインタフェースシンポジウム2011実行委員会2回、電子広報委員会2回、研究会委員会4回、事業委員会3回、国際リエゾン委員会1回


3.2010年度会務報告
加藤直樹総務担当理事より、2010年度の会務状況が報告されました。
・会員の現状
(正会員1,175、学生会員154、購読A会員30、購読B会員28、賛助会員35、計1,422)
・会員の入退会状況(2010年1月1日~12月31日で入会128、退会94)
・事務局の現状:事務局業務の外部委託を継続(委託会社:有限会社セクレタリアット)
・役員選挙:インターネットを用いた完全電子投票を実施
提案された69名の保留会員についての除名は、全会一致で承認されました

4.2010年度収支決算報告
渋谷財務担当理事より、2010年度収支報告がありました。
単年度収支は大幅赤字(\1,823,042)であり、次年度繰越金は\16,237,011となった。
Webリニューアルは作業中のため、検収は2011年度の予定。
椹木監事より2010年度の監査報告がありました。
2月3日に2名の監事が監査を実施。2010年度の会計ならびに理事の業務執行の適正を確認。
以上、全会一致で承認されました。

5.2011年度役員選挙
竹村選挙管理委員長より、2011年度役員選挙過程および結果について報告がありました。
・開票は2010年11月29日に実施。投票総数236票(有効236票、無効0票)、投票率19.9%。
・投票手段はインターネットを用いた電子投票のみ。前年度よりも投票率は向上し、電子投票のみとなってから最高の投票率。
以上、全会一致で新役員および新評議員が承認されました。

6.規定類の改定
加藤直樹総務担当理事より報告がありました。
倫理指針を策定、著作権規定を改定。それに伴うシンポジウム、研究会、論文投稿に対する規定類を整備中

7.2011年度事業計画
亀山総務担当理事より、2011年度の活動計画について説明がありました。
・重点活動方針:学会活動の充実、会員サービスの充実、学会組織の基盤充実の3つ
・特別講演会:竹村 治雄氏(大阪大学)「グローバル時代の学会のありかたについて ― HI学会の将来展望」
(2011年3月1日 京都リサーチパーク 4号館2階ルーム1)
・ヒューマンインタフェースシンポジウム2011:
9月13-16日(東北大学)
実行委員長:北村 正晴 氏
・セミナーの開催:1~3回開催予定
・学会誌と論文誌(合冊):4回発刊予定
・学会ウェブサイトの運営:学会ホームページリニューアル実施
・ニュースレター配信:毎月配信予定
・ヒューマンインタフェース学会研究会(年13回)
・横断型基幹科学技術研究団体連合への参画
・学会合同英文誌IMTへの参加
・受託研究:申込に応じて随時実施予定
・表彰:学会賞(論文賞2件、学術奨励賞3件、研究会賞2件以内)を総会にて表彰
・内外の関係機関との連携および交流:協賛は約50件を予定
・諸会議の予定(数字は開催予定回数):
通常総会(1),理事会(5),評議委員会(2),総務財務委員会(4),会誌委員会(5),
論文誌編集委員会(2)研究会運営委員会(2),事業委員会(2),電子広報委員会(2),
HIシンポジウム2011実行委員会(3),HIシンポジウム2012実行委員会(3),
国際リエゾン委員会(3)
以上、全会一致で承認されました。

8.2011年度予算
福本財務担当理事より、2011年度の予算について説明があり、全会一致で承認されました。


以上、通常総会の全議事の審議が行われ、すべて提案通りに議決されました。