特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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ヒューマンインタフェース2019
ワークショップ

2019年9月2日(月)17:30-19:00

WS1「あなたの研究大丈夫? — 人を対象とする研究倫理の課題と取り組み —」

WS2「ヒューマンインタフェースを哲学する」

WS3「おばけ工学 ~エージェンシーの社会応用~」 

WS4「GitHubを使った模擬共同実験の体験」

WS5「知的生産性とその評価」

WS6「UXSDの研究,UXSDの実践」

WS7「スポーツデータ解析の研究フィールドを自ら作る」(9月1日の19:00より開催)



WS1「あなたの研究大丈夫? — 人を対象とする研究倫理の課題と取り組み —


企画:福住 伸一(理化学研究所)/大須賀 美恵子(大阪工業大学)/西山 敏樹(東京都市大学)/梶谷 勇(産業技術総合研究所)


工学系の大学や研究機関においても、人を対象とする研究を実施する際に倫理的配慮などを第三者によって確認してもらうことが一般的になりつつあります。その一方で、2014年に施行された人を対象とする医学系研究に関する倫理指針の後、改正個人情報保護法、臨床研究法、次世代医療基盤法など、関係する法規制類に大きな変化が起きています。
本学会員の中にも「自分は関係ない」「自分は大丈夫」と思われている人も多いと考えられますが、ほんとに大丈夫でしょうか?
まだ指針や法律の解釈が定まらない過渡期であるため、混乱が生じているケースもあるようです。本ワークショップでは、このような過渡期に対してどのように対応されているのかについて意見交換を行いたいと考えています。「自分は大丈夫」と思われている方、ちょっと不安になっている方、具体的な困り事項のある方、多くの方に集まっていただき、活発な意見交換ができればと思っています。

講師:
日本大学 生産工学部 石橋 基範(日本人間工学会 人間工学研究のための倫理指針検討委員会(委員長))
リコー HC事業本部 山口 高司(リコー倫理審査委員会)
人間生活工学研究センター(HQL) 畠中 順子
東京都市大学 西山 敏樹
産業技術総合研究所 梶谷 勇

WS2「ヒューマンインタフェースを哲学する


企画:上杉 繁(早稲田大学)


道具による身体の拡張、メディアにおける他者の存在、自律ロボットに対する倫理など、人間と人工物、人工物を介した他者や社会の在り方を考えるとき、既に馴染んだ見方でそのまま理解したり、疑問を持ちながらもひとまず受け入れたりする経験をお持ちではないでしょうか。そして、新しいHIのため、HIをさらに展開するため、HIの分析・評価のために、特段意識しないまま、既にHIを哲学している人も多いことでしょう。
本ワークショップでは、ヒューマンインタフェースの可能性をさらに広げる手がかりとして、HIを哲学することについて考えてみたいと思います。そこで、HIに関わる領域の哲学として、技術哲学、科学哲学、現象学、分析哲学等に着目し、それらを専門とする方に、HIにおけるいくつかの重要な概念と哲学との関係史を紹介していただいた上で、HIにおける身体、他者、社会という切り口から、HIを哲学する手がかりについてお話しいただきます。そして、哲学からのHIの可能性について参加者の皆さんと展望してみたく思います。
本ワークショップで取りあげてほしい、HIに関する哲学的問題がございましたら、8月中頃までに上杉へ(wesugi【@】waseda.jp)連絡ください。

話題提供予定者:金光 秀和(金沢工業大学)/久木田 水生(名古屋大学)/古賀 高雄(神戸大学)/鈴木 俊洋(崇城大学)/直江 清隆(東北大学)

 WS3「おばけ工学 ~エージェンシーの社会応用~


企画:大島 直樹(豊橋技術科学大学)/松井 哲也(成蹊大学)/小林 一樹(信州大学)/高橋 英之(大阪大学)


その名の通り、〈おばけ〉の工学的応用を考えるワークショップである。

目には見えない(物理的な身体や形を持たない)が、
・行為主体(エージェント)がいるように感じる
・その背後に、大きな権力があるように感じる
・物事の責任をその存在に転嫁できそうと感じる
などの印象を人に与える、一つのまとまった概念的存在を〈おばけ〉と称して、これを人工的に構築したり、ユーザのために利用したりする技術的基盤を構築しようと取り組んでいる。本ワークショップでは、一般セッションには収まらない、萌芽的かつ挑戦的な研究テーマや学際的課題などを集め、〈おばけ〉の工学的応用に関する幅広い話題についてプレゼンテーション(前半)とポスタ発表・デモンストレーション(後半)を行い、人に優しいインタフェースの設計に生かす方法とその工学的応用などについて、フロアとともに深い議論を行う。新たな切り口やアイデアが生まれることを期待している。

ただし、ポスタ発表やデモンストレーションなどで話題提供を行いたい方は事前に下記のメールアドレスにご連絡をください。

ohshima【@】eiiris.tut.ac.jp(豊橋技術科学大学・大島)

WS4「GitHubを使った模擬共同実験の体験

企画:福森 聡(関西学院大学)/青柳 西蔵(東洋大学)

心理学に端を発した再現性問題は様々な学問に波及しており、あらゆる研究で再現可能性を高めることが求められています。再現可能性を高めるために様々な議論が展開されたり、方法が提案されたりしていますが、本ワークショップが着目するのは、シチズンサイエンスを中心とした実験の仕組みです。中でも、実験方法をweb等に公開して、同時に複数の人々が実験を行うという方法を取り扱います。本ワークショップでは参加者のみなさんと模擬的に共同で実験し、この共同実験を通して実験方法をwebに公開することの有用性や課題等を考えたいと思います。模擬実験はGitHub上に予め公開したプログラムを用いた簡単な実験です。そのため、これまでGitやGitHubを使ったことがない方にとっても、良い第一歩になるかもしれませんので、お気軽にご参加ください。

なお、本ワークショップでは模擬実験を行う都合上、参加者はコンピュータが必要です。ご参加をお考えの方は、コンピュータを1台ご持参ください。

 WS5「知的生産性とその評価

企画:藤田 欣也(東京農工大学)/下田 宏(京都大学)/大林 史明(パナソニック)

少子高齢化を迎え、限られた人材や多様な労働環境の中で社会を維持発展させていくために、これまで以上の知的生産性への関心が高まってます。一方、一般的に技術分野の確立・発展のためには、まず対象をしっかりと評価できる基盤が不可欠です。本WSでは現在の知的生産性を取り巻く評価の事例を概観し、現場からの課題意識や今後のあり方・可能性などを、学術や産業など多様な立場や視点から議論することを目的とします。当日参加も可能ですので、皆様の積極的なご参加をお待ちしています。


 WS6「UXSDの研究,UXSDの実践

企画:ユーザエクスペリエンス及びサービスデザイン専門研究委員(SIG-UXSD)

ユーザエクスペリエンス(UX)やサービスデザイン(SD)は、研究だけでなく、実践が数多く行われている領域です。しかし、まだ実践と研究を繋ぐ知識やフレームワークが十分に語られているとは言えない状況です。研究の成果を反映した実践や、実践に基づく研究活動を行うことで、本領域がますます活性化することが期待されます。本ワークショップでは、実践と研究の両面に深く関わる研究者を登壇者として、UX/SDにおける実践と研究を繋ぐフレームワークについて参加者と共に議論を行います。実践の知を集めることによる研究のあり方、研究の知を利用した実践のあり方、そうした活動に現時点で足りていないことなど、登壇者の経験を元に問い直し、その役割を果たすための今後の本領域での活動について議論します。

オーガナイザー:新井田 統(KDDI総合研究所)
登壇予定者  :塩瀬 隆之(京都大学 総合博物館)
山内 裕(京都大学 経営管理大学院)

問い合わせ先: 新井田 統(niida【@】kddi-research.jp)


 WS7「スポーツデータ解析の研究フィールドを自ら作る(9月1日(日)19:00より開催)

企画:山本 知仁(金沢工業大学)/塩瀬 隆之(京都大学)/石井 裕(岡山県立大学)

近年、スポーツ活動にIoT機器を持ち込み、得られたデータを解析して、例えばチームの戦力向上等に利用するという事例が増えてきています。本ワークショップでは、このようなスポーツ活動に関するデータを実際に取得しながら、得られたデータを解析し、その活用方法について議論したいと考えています。具体的には、シンポジウム前日の9月1日の夜に、京都市にある施設(フットサルスクエア京都南)で参加者が実際にフットサルを行い、スマートフォンに内蔵されている加速度センサや、さまざまな生理計測装置を用いてデータを取得します。また、可能な範囲でリアルタイムにデータの解析を行い、その結果について実際にプレーをした参加者を交えながら、議論をしたいと考えています。フットサル施設のスペースに限りがあるため、本ワークショップの定員は20名とさせて頂きます。参加を希望される方は、予め「tyama【@】neptune.kanazawa-it.ac.jp」まで、ご連絡ください。当日、参加者される方は、運動できる服装を用意して頂ければと思います。サッカー経験のある方、これからスポーツ活動の計測を計画されている方など、奮ってご参加ください。





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