特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

論文誌特集

「コミュニケーション支援V」への論文投稿のご案内

（2018年2月発行予定）

　スマートフォンやタブレット端末、スマートウォッチなど、情報技術は日常生活に深く浸透してきています。それらの情報技術は、より円滑なコミュニケーションを目指して、さまざまなバリアを越えるために広く用いられてきています。多様化するコミュニケーションを、より自然に、より効率的なものとしていくためには、ネットワークやセンサと連携した情報の利活用や、ビッグデータをもとにした新しいコミュニケーション支援などの工学的なアプローチに加え、認知科学や社会科学など、様々な視点からの取り組みが期待されています。
　多数の投稿をいただいた、2011年8月の「コミュニケーション支援IV」から、はや5年が経過しました。2009年に発足したコミュニケーション支援専門研究会（SIGCE）においては、研究会や談話会を通して、様々なコミュニケーション支援に関する活発な議論が交わされてきました。例年５月には、電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎研究会やヒューマン情報処理研究会などと共催・併催で、コミュニケーション支援に関連したテーマ研究会が開催され、多くの研究成果が発表されています。そこで、2011年に続き、「コミュニケーション支援Ｖ」特集を企画することにいたしました。
　本特集号では、人のバーバルあるいはノンバーバルなコミュニケーション行動の認知科学的・社会科学的の分析やモデル化、新しいコミュニケーション支援方式の提案やコミュニケーションシステムの開発、障がい者のコミュニケーション支援、それらの評価などに関する研究、コミュニケーションの文化的側面に関する研究など、より深いコミュニケーションの理解とより良いコミュニケーションの実現に向けた、幅広い内容の論文の投稿をお待ちしています。

論文誌編集委員会

2017年8月7日(月)　必着（延長しました）

　石井 裕（岡山県立大学）
　大久保 雅史（同志社大学）
　岡 耕平（滋慶医療科学大学院大学）
　河野 純大（筑波技術大学）
　下田　宏（京都大学）
　瀬島 吉裕（岡山県立大学）
　生田目 美紀（筑波技術大学）
　村田 和義（青山学院大学）
○山本 知仁（金沢工業大学）
◎吉野 孝（和歌山大学）
　（50音順　◎印は編集委員長、○印は副委員長）