特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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会長挨拶


ヒューマンインタフェース学の体系化を目指して

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ヒューマンインタフェース学会会長 渡辺 富夫

 

第3代会長の西田正吾先生の後を受けまして本年3月2日より特定非営利活動法人ヒューマンインタフェース学会の会長に就任致しました。法人化につきまして は、初代会長の井上紘一先生、第2代会長の吉川榮和先生、そして西田正吾先生の3代にわたるご尽力、学会活動の賜で、これから新役員の皆様とともに大いに 発奮して社会的責任のあるNPO法人の学会として新たな歴史を築いて参ります。

「時代は人、その要となるHI技術」。これは、横幹連合より依頼されて作成した本学会のキャッチコピーです。学会設立趣旨に沿って、21世紀はまさ に人の世紀であり、時代が移り変わろうと、その要となる技術はヒューマンインタフェースであることを表現したものです。「技術」を明記することで本学会を 特徴付けています。本学会に関連する主だった学会が会員数を減少させる中で、本学会は着実に会員数を伸ばし、現在約1,400名です。闇雲に規模を拡大す るわけではありませんが、まずは会員数2,000名の「会員相互の顔が見える活気溢れる学会」、何よりも会員にとって必要不可欠な拠り所となる学会を目指 します。

現会員の多くは、中核となる基幹学会が別にあって、新たな学の広がりの中で本学会に入会されているかと思いますが、徐々に本学会を基幹とする研究者 が育ってきています。どの大学にもまだ残念ながら「ヒューマンインタフェース(工)学科」「ヒューマンインタフェース専攻」のように本学会名を冠とする学 科・専攻はありません。近い将来、その学科・専攻が見られるようにヒューマンインタフェース学が体系化されることで、その教員にとって必然的に本学会が活 動の場として不可欠な基幹学会になりますし、またそこでの卒業生は、本格的なヒューマンインタフェース技術の開発や人材育成など研究者・教育者として本学 会が拠り所となるでしょう。鶏と卵の関係のようにヒューマンインタフェース産業の創出など、相乗効果的に学会が発展し、基幹学会として揺るぎない基盤を築 く上で、ヒューマンインタフェース学をまずは人材育成の観点から体系化する必要があります。もちろん、これまで通りの横断型学会としての場作りを大事に、 ヒューマンインタフェース学会の独自性を活かした連携活動を推進致します。

本学会ならではの人とかかわり、人を繋ぐ仕組みを学会活動に取り入れ、少しでも良いと考えられることは積極的に推進して、ヒューマンインタフェース 学の体系化いう大きな夢を共有して、活気溢れる学会に向けて会員の皆様とともに大いに楽しみたいと思います。今年のヒューマンインタフェースシンポジウム のコンセプトは「思いが溢れるインタフェース -身体から身体へ」です。本学会がいつまでも思いが溢れる魅力ある交流の場として学会活動への皆様の積極的なご支援・ご協力を賜りますよう、何卒よろしく お願い致します。

末尾になりましたが、会員の皆様の益々のご発展とご健勝を祈念して、就任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 

 

過去の会長挨拶

「ヒューマンインタフェース学会の発足に際して」
ヒューマンインタフェース学会初代会長 井上 紘一
(1999年度~2002年度)
「ヒューマンインタフェースの益々の発展を祈念して」
ヒューマンインタフェース学会2代目会長 吉川 榮和
(2002年度~2004年度)
「ヒューマンインタフェース学会のさらなる発展を目指して」
ヒューマンインタフェース学会3代目会長 西田 正吾
(2004年度~2006年度)