特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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会誌委員会委員長の挨拶

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会誌の一層の充実を期待して
会誌委員会委員長 吉川榮和

 

  ヒューマンインタフェース学会初年度の1999年に引き続き、会誌委員会委員長を担当させて頂くことになりました。本年もどうかよろしくお願いいたします。

  昨年の会誌編集では暖かさと親しみのある情報交流の場として企画・編集の充実に努めて参りましたが、今年から新しく取り上げる企画として、「グループウエアとCSCW」の基礎講座の連載を開始する以外に、本号で「自動化におけるヒューマン・システム・インタラクション」に関する解説を寄せて頂いていますように、論文誌特集号の掲載論文に合わせて特集号テーマに関連した解説を、論文誌の特集号企画を担当される論文誌委員の方々にご寄稿頂くことに致しました。それぞれヒューマンインタフェース研究の重要な領域や新しい領域の進展状況、その成果や将来課題などの知識を拡げ、それぞれの領域の研究を志向させる方々に有益な参考情報となることと期待しています。

  会誌委員会ではかねてより会誌の企画編集の充実のため、懸念の委員増員を検討しておりましたが、この度5名の方に新しく委員の就任を快くお引き受け頂ました。そこで今年度から新たにメンバーに加わって頂いた方を含めて、下記のような構成で委員会活動に取り組みますので、ご紹介申し上げます。 

 

委員長: 吉川 榮和 (京都大学)
副委員長: 宮里 勉 (ATR)
幹 事: 下田 宏 (京都大学) 渋谷 雄 (京都工芸繊維大学)
  高橋 信 (東北大学) 杉原 敏昭(東北大学)
委 員: 小林 郁央 (オーバルプラン) 黒田 勉(岡山県立大学)
安部 伸治(NTT) 岡田 英彦(NEC関西)
寺下 裕美(三菱電機) 竹村 治雄(奈良先端科学技術大学院大学)

  以上のようなメンバーの充実に伴い、会誌委員会では本年から会誌の各号の企画と編集実務はそれぞれの担当委員と担当幹事とで輪番で当たっていただくことにしております。これにより昨年度に増して会誌の内容が一段と向上することと期待しておりますが、会員の皆様からの一層のご支援をお願いしたしますとともに、新しい企画のご提案、積極的なご投稿を会誌委員会にお寄せ下さいますよう、委員一同お待ちしております。

  なお、これまで3箇所に分かれていました学会事務局は今年度から1箇所に統合されますが、会誌事務局は本年3月末まで従来どおり京大宇治キャンパスにて事務局業務を継続し、4月から統合事務局に業務を移管致します。会員の皆様にはご不便をお掛けしないように心懸けますがどうかご留意のほどをお願い致します。

  末尾になりましたが、会員の皆様の益々のご発展とご健勝を祈念致します。