特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

オブザーバ（新任理事）：旭、椹木、竹村、土井
通常総会の翌日（2001.3.3）から就任する新理事をオブザーバとして、新旧両役員が参加して、総会後に理事会を開催した。

議題：
（１）前回議事録の承認

（２）新入会員の承認
前回理事会（2001.2.9）以降申込みの４名の入会と退会希望者（７名）を承認した。2001.2.28現在の正会員（831名）、学生会員（145名）、購読A会員（15名）、購読B会員（31名）、賛助会員(23社（58口））、合計1045名となった。なお退会希望者には関係者からの慰留をお願いする旨の発言があった。

（３）2001年度役員役割分担の確認
2001年度からの理事の役割分担が会長から示され確認された。

（４）理事会運営に関する覚え書きの確認
会長から理事会運営に関しての覚え書きの説明と、理事会運営効率化への協力依頼などがなされた。

（５）HCII2003に関するＭＯＡ関連の状況説明と審議
前回理事会で問題提起されたＨＣＩＩ2003の日本での開催に関してサルバンディ教授からＭＯＡへのサインを求められている件に関し、過去の経緯と前回理事会後の交渉状況の説明が国際担当理事（黒須理事）から行われた。サルバンディ教授は１０％のコーディネーション料を撤回する意思はなく、3月15日までに最終判断が求められているため、今回の理事会にて方針決定の必要があることとが提起された。
その後、サルバインディ教授とＨＣＩＩの関係やＨＣＩＩにおけるＨＩ学会の役割／貢献実績などに関して、これまでの経緯を踏まえて幾つかの意見がだされた。
また、会議での収支責任を大会長個人に負わせることの問題やＨＩ学会として毎年のように国際会議を主催して行くことの体力的な問題など、国際会議に関して学会としての基本姿勢＆基本方針を確立しておくことの必要性などが何名かの理事から指摘された。
議論の結果、これまで通りHI学会とHCII（サルバンディ教授）とは、相互にno　financial　obligations　であることを確認し、サルバンディ教授からサインを求められているMOAにはサインしないこと、その結果日本開催を断念（サルバンディ教授が認めない場合）することがあっても致し方ないという結論となった。

以上