特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会
論文誌特集
- 「アートとヒューマンインタフェース」への論文投稿のご案内
- (2012年2月発行予定)
ヒューマンインタフェースの設計・開発においては、作業効率、学習容易性、安全性など様々な面でのユーザビリティに注意を向けなければならないが、特に日常用途で使用される機器のそれにおいては、快適性、社会的受容性の重要度は高い。このような側面に影響を与える要因は、もちろん多様ではあるが、中でもアーティスティックな部分の持つ影響力は非常に強く、インダストリアルデザインの重要性は広く認識されているところである。しかし、見た目はよいが使い勝手が悪いといった失敗事例も過去には多く、本来は、総合的なユーザビリティ設計の中で取り扱われなければならない。また、最近では多くの機器が多機能化され、インタラクティブな操作インタフェースを必要とするようになった。このような機器においては、単に見栄えの美しさだけではなく、「ルック・アンド・フィール」といわれるように、インタラクティブな要素の振る舞いに対する快適さや美しさも重要になっている。つまり、ヒューマンインタフェースの設計・開発においては、機能的な要素とアーティスティックな要素をバランスよく取り込むことが必要とされている。
一方で、アートの世界においても、メディアアートに代表されるように先端技術が活用されるようになり、工学系、特にメディア技術やインタラクション技術に関する研究者や技術者がアーティストと共同で作品を作り上げるといった事例も珍しくなくなった。ここでは、技術を単にツールとして使用するのではなく、技術そのものに関する問題提起や技術の本質的な価値の表現を目指すものも多く、技術者とアーティストの高いレベルでの意識共有が重要になっている。
このように、ヒューマンインタフェース分野においては、さまざまな形でアートに関連した活動が盛んに、また、重要になってきており、本特集では、そのような取り組みに関する論文を広く募集します。原著論文のみではなく、総説論文や技術報告といったカテゴリーの論文も歓迎します。
論文誌編集委員会
2011-07-31 必着
◎加藤 博一(奈良先端科学技術大学院大学)
○三輪 敬之(早稲田大学)
他、数名程度を予定
(50音順 ◎印は編集委員長、○印は副委員長)
○三輪 敬之(早稲田大学)
他、数名程度を予定
(50音順 ◎印は編集委員長、○印は副委員長)