特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会
論文誌特集
- 「インタフェースとしての遊び・遊具」への論文投稿のご案内
- (2004年11月発行予定)
遊びや遊具には、即興性・創造性・多様性を産む「人と人とのインタフェース」と いう側面があるようです。テレビやビデオなど予め固定されたおしきせのシナリオを 受動的に見るエンタテインメントと比べると、遊具は人に多様な遊びを即興的に創発 させる力を与えてくれます。その違いは、身体を使ったフィードバックを許している ことにあるのではないでしょうか。一方、遊具も道具の一つであるという視点から眺 めますと、「遊ぶ」という目的の「抽象性」もまた、一般の道具と異なり多様な使い 方が即興的に創発する理由の一つかもしれません。ユニバーサルプレイシングなど は、予め使用対象者や遊び方を厳密に定めることなくユニバーサリティを実現しています。
このような性質は、コミュニティ形成の媒体としても好適です。多様な人が自分に あった使い方で一つの道具を同じ時間に共有する、このような時間と空間の共有を促 す「人と人とのインタフェース」として遊具を捉えることができます。これは、福祉 工学や学習の場で遊びや遊具が注目されている理由の一つかもしれません。
「インタフェースと遊び」に関連するものは、コンピュータゲームにまで対象を広 げれば枚挙に暇がありませんが、その場合にも、それらの結果論としての良し悪しで はなく、背景にある理論や考え方がいかに結実し、それがどのような結果をもたらし たかを知ることに興味が尽きません。
そこで2004年11月の論文誌は、「インタフェースとしての遊び・遊具」をテーマと して特集を組み、ステレオタイプのコミュニケーションではなく即興的な人と人、人 と物との関わり合いを産み出すインタフェースとして遊び・遊具を捉えた研究を幅広 く集めたいと考えています。このような趣旨を御理解いただいたうえで、斬新で興味 深い内容の投稿をお待ちしております。
* 人と人とをつなぐインタフェースとしての遊具
* 即興性
* 身体性・創造性・福祉工学・学習支援
* エンタテイメント
* 遊び心
論文誌編集委員会
2004-04-30 必着
〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町93番地
京都リサーチパーク6号館304号室
ヒューマンインタフェース学会事務局
TEL:075-315-8475/075-326-1331
FAX:075-326-1332 E-mail: paper@his.gr.jp
岡田 美智男(ATR)
◎川上 浩司(京都大学)
椎尾 一郎(玉川大学)
塩瀬 隆之(京都大学)
三嶋 博之(福井大学)
(50音順 ◎印は編集委員長)
◎川上 浩司(京都大学)
椎尾 一郎(玉川大学)
塩瀬 隆之(京都大学)
三嶋 博之(福井大学)
(50音順 ◎印は編集委員長)
