特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会
論文誌特集
- 「音声インタフェースとその周辺」への論文投稿のご案内
- (2006年5月発行予定)
長年研究されてきた音声認識技術はコンピュータパワーの発展により,昨今ではごく普通の技術になり,家電,カーナビ,各種ロボット,マッサージ椅子などに搭載されて,身近な存在になってきています.そうなりますと,音声は普段,人がコミュニケーションに使う普通のメディアであることから,更なる要求が益々増えてきます.マイクを意識せずに遠くから話しても認識して欲しい,複数の人が同時に話してもきちんと自分の声を聞き分けて欲しい,多少騒音があっても認識して欲しいなど,限りがないことになります.また,音声には命令(コマンド)に変換される言語情報のみならず,口調や感情など非言語情報も含まれていますので,それも汲み取った上での対応も望まれることになります.
一方,音声合成技術に対しても,単にテキストが音声に変換されるのみではなく,そこに感情が込められていたり,口調や話者性,様々な発話スタイルの表現が望まれてきています.
また,対話の制御に関しても,以前に言ったことなのでもう一度言うときには簡単にしたい,いい加減に話しても理解して欲しい,多少の誤認識は承知の上だが気分よく話したい,などの要請にも応えられるような技術が望まれています.
以上のように,音声は人にとって極く身近な存在であるがゆえに,人からの技術に対する要請のレベルが高いものとなります.ただ人も,話し手の声を聞き間違ったり,自分の声が聞き手に届かなかったりする場合もあり,そこは上手く他のモダリティも使いながら,意思の疎通を図っているものです.
以上のような背景から,本特集では,「音声インタフェースとその周辺」と題して,音声を利用したインタフェースとその応用に関する研究を広く募集するものです.上にも述べましたように,人は音声以外のモダリティも上手く活用しているわけですので,音声と他のモダリティも組み合わせた提案,システム,評価についても幅広くご投稿いただければ幸いです.
本特集をきっかけに,マンマシンインタフェースの一つとして音声を利用する意義,ユーザが受ける価値,その価値を創造するための新たな技術課題とその対策などが浮き彫りになればと考えております.
以下にキーワードを列挙いたします.
1)音声認識関連:音声認識,話者認識,話者・環境適応,音源定位,マイクロフォンアレー処理など
2)音声合成関連:感情,口調,様々な発話スタイルの表現,発話タイミングなど
3)他のモダリティの活用・システム化:画像認識との連動,キャラクタ・ロボット表現との連動,音声対話ロボット,インタフェースエージェントなど
4)音声インタフェース全般:インタフェース機能の提案,インタフェースの評価など
5)応用:家電,ロボット,Webブラウザなど各種機器,システムへの応用,視覚障害者支援,テレマティクス、カーインフォマティクスへの応用など
論文誌編集委員会
2005-10-31 必着
通常の論文と同一とし、刷り上がり6ページを基準とします。投稿論文の表紙に「音声インタフェースとその周辺」と朱記し、原稿4部と他の必要書類を下記の原稿送付先にお送りください。なお、採録論文が本特集の予定件数を超えた場合には、一般論文として掲載することがありますので、あらかじめご了承ください。
〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町1
京都リサーチパーク6号館304号室
ヒューマンインタフェース学会事務局
TEL:075-315-8475/075-326-1331
FAX:075-326-1332 E-mail: paper@his.gr.jp
安藤ハル(日立製作所)
尾形哲也(京都大学)
○岡田美智男(ATR)
河野恭之(奈良先端大)
後藤真孝(産総研)
◎西山高史(松下電工)
綿貫啓子(シャープ)
(50音順 ◎印は編集委員長)
尾形哲也(京都大学)
○岡田美智男(ATR)
河野恭之(奈良先端大)
後藤真孝(産総研)
◎西山高史(松下電工)
綿貫啓子(シャープ)
(50音順 ◎印は編集委員長)

