特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

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投稿案内

論文誌特集
「安心と安全のインタフェース」への論文投稿のご案内
(2003年2月発行予定)

技術の発達により、世の中は便利で快適になりましたが、大規模な災害や事故はあとを絶ちません。阪神大震災のような人智を超えた災害も起こりうるし、ネットワーク犯罪のような新しいタイプの脅威も生まれてきています。我々は、日々、事故、災害、犯罪、病気といった危険から身を守りながら生きているといっても過言ではないでしょう。

このような背景の下、システムの安全性を高めるために多くの研究開発が進められてきました。安全性支援研究は、プラント運転員や航空機操縦士などの専門家から、自動車ドライバーや家電製品などの一般ユーザまで、幅広い領域を対象としています。事故を未然に防ぐという観点からは、異常を感知するセンサーや人間の認知特性に合った操作盤が開発され、事故の拡大を防ぐという観点からは、フォールトトレランスの考え方や、緊急時のコミュニケーション支援、事故災害シミュレータによる訓練、などがあります。また、ユーザの健康を守るという観点からは、操作盤の使いやすさや照明などの環境整備も重要になってきます。近年では、機器の安全性だけではなく、ユーザの安心感や安らぎにも着目されるようになってきました。一人暮らしの高齢者を見守る緊急通報装置などのセキュリティシステム、ペットロボット、家庭用血圧計なども暮らしの中の不安を低減するサービスの一つです。

一方では、安心ばかりではなく、適度な緊張感が必要な場合もあります。運転中や避難勧告発令中などは、安心しすぎていると適切な行動がとれない危険があります。

ユーザに安心を提供する機器では、インタフェースの役割が重要です。ユーザに操作の負担をかけないだけではなく、より緊張感を緩和する、または緊張感を維持するサービスを提供するからです。

本特集では、人間の安心・安全に関わる基礎的な研究、「ヒューマンエラー」として扱われてきた問題に関する研究、ネットワークセキュリティや実世界での安全性向上研究、安心感を提供する機器の開発技術、それらの評価方法など、幅広い観点からの論文投稿を募集します。

上記のような企画主旨を幅広くご理解いただきました上で、論文特集に奮ってご投稿下さいますよう、ご案内申し上げます。ヒューマンインタフェース学会にふさわしい観点より、斬新で興味深い内容の投稿を期待します。

論文誌編集委員会

論文投稿締切日

2002-07-31 必着

論文の執筆と取扱い

通常の論文と同一とし,刷り上がり6ページを基準とします.投稿論文の表紙に「安心と安全のインタフェース」と朱記し,原稿4部と他の必要書類を下記の原 稿送付先にお送りください.なお,採録論文が本特集の予定件数を超えた場合には,一般論文として掲載することがありますので,あらかじめ御了承ください.

原稿送付先および問合せ先

〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町1
京都リサーチパーク6号館304号室
ヒューマンインタフェース学会事務局
TEL:075-315-8475/075-326-1331
FAX:075-326-1332 E-mail: paper@his.gr.jp

特集号編集委員

石橋  明(日本ヒューマンファクター研究所)
幸田 武久(京都大学)
高橋  宏(日産自動車)
仲谷 美江(大阪大学)
仲谷 善雄(三菱電機)
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